はまさん。今日はホントマジにひなた安静にしてくださいよ。ぶん殴るよ私たち、ひなたが体調崩したら。キィ
と。はま家は置いといて。
昨日お礼を申し上げました、ビオラ基金という基金がるんるんにはあります。ビオラ基金ってなんでビオラ~?かもしれないんで。意味があってですね^^;
あの当時のお客様はよくご存じかもしれませんが、始まりは、裏の洗濯物干場に洗濯を干しに行くと、鳥のひな??何あれ??と近づくと胎盤もへその緒もそのままついた、子猫だったんですね。
全員第一種戦闘配置。休みだった和田さんも呼び出し、親が絶対近くにいる!!探して!!
しみちゃんは箱!ハサミと糸!お湯!ヒーター!毛布!と、羊膜から出して胎盤とってへその緒切って、保温!!
で、お客様のHさんがどうしたとね~と言う事で、そうね!一緒に探しちゃるわ!と全員総出でとにかく親探し。だってこれって遠くに行けないはず、産みっぱなししかできなかった、いきむというより出てきちゃったんだよね!と。
しばらく全員で探していると、Hさんがおった!!おったよ!!ほら見てん!!赤ちゃんが出てきよる!!と
うちのゴミ捨て場の折りたたんだ段ボールの隙間で子供を産んでいました。とにかく、当時はどうしていいかわからない私は、猫カフェうたたねさんの橋本さんに電話をして、指示を仰ぎ。とにかくお産がしやすいようにしてやり、どこかへ行ってしまわないようにすることをしました。
しかし、もうお産が弱い弱い弱い!引っ張り出していい??引っ張り出していい??と言いますが、正直ノラちゃんだったんで怖かったです。
洗濯物干しに落ちていた長男が、清水家の幸太郎。
2番目に出てきたのが、我が家の優次郎。
3番目に出てきたのが、Kさんちのとらのすけ。うちでは(玉三郎)でした。笑
4番目の子は2日生きてくれましたが、亡くなりました。
お母さん猫が動きだし、草の方へ入っていくので、和田さんともうヤバいって、捕まえなきゃ!!とケージを即準備、戦闘配置済みなんで。グローブをはめて、タオルを2重にして、お母さん猫ちゃんを抱き上げました。なんの抵抗もなく、首がぐらっとなって、出血がどーっとでました。
死ぬと思いましたが、痩せているので、まだおなかの中に赤ちゃんがいるのが分かったので、帝王切開しかない。橋本さんにまた伺うと、みゅー先生に行って、私も行くから。と車をぶっ飛ばして、赤ちゃんたちはとりあえず、お母さん猫につけたまま連れて行きました。
先生の一言め。「どこまでやりますか?」
私「やれる事すべてお願いします」
それからは、鬼のように早かったです。すごかったです、ほとんどお一人で。陣痛促進剤や何やらしながら、ほかの患者さんの診察もしつつ、オペ開始。でもその前に、この母猫は助からないと思う。と言われました。子供はとりあえずだすから。と、終わったのが22時過ぎていました。取り出してもらったかわいいキジの坊やと、幸太郎と同じ、キジに白の入った唯一の女の子はやはり、戻りませんでした。その時の看護士さんの声。蘇生をしながら、がんばれ、がんばれ、がんばれ、と何度も何度もとても長く蘇生をしてくださいました。
でも、二人とも戻ることはなかったのですが、ちいちゃい箱に、ふたりならんで、かわいいお花を2輪。添えて、先生が真っ先に、そして病院の皆さんで手を合わせてくださったのには、涙が出てしまいました。
さて。連れて帰ってからも、勝負。
お母さん猫は「ビオラ」と名づけました。そして後ろ足が股関節からありませんでした。3本足。
花壇にビオラの花がたくさん咲いていたこと、そこでおしっこしてたこと(笑)そしてぴあのちゃんの赤ちゃんたちが眠っている所だから。
先生がオペには耐えたけど、助からないかもしれないという言葉がよぎり。案の定、ビオラは3,4日寝たきりでした。首もあげられず、食事や水は口元で食べさせ、それでも赤ちゃん達を何とかしようとして。
しかし、ずいぶんと回復し、立ち上がった時はみんなで大喜びしました。4番目に生まれた子はその間に亡くなってしまいましたが、3人残り、3人亡くなりました。
ビオラたちの初めの画像は控えます。ひどいんでショッキングかもしれないんで。あと見つからなかった。
それから、しばらく経って、優次郎に大きな変化が起きはじめ、毎日病院へ走りました。漏斗胸という奇形で、心臓や肺、腎臓などの臓器が胸骨に押しつぶされ、車を飛ばす時は、薬局やコンビニで買い集めた、酸素ボンベを吸わせながら走りました。もちろん自分で哺乳できないため、カテーテルでの哺乳が続き、この頃から絶対死なせん!!とあきらめの悪い私と判断した先生も、新生児のプロフェッショナルの技術を発揮してくださいました。
今では、優次郎のワクチンや優次郎の話をすると、裏切られた。とかブラックジョークをおっしゃいますが、今でもカルテを見ずとも、よく覚えてらっしゃいます。かあちゃんは元気か~兄弟は元気か~と言いながら^^
優は、奇形だったので私が。てか、今はコヨーテみたくでかくなってますけど・・・5,6キロ・・・・うっ
幸は落ちてたから(笑)とか冗談を言ってますが、これは何だと猫なのかと思ったからだそうです。とか言いながらみんな情がわいてさ。ペッ
とらのすけは、はまに紹介してもらって、Kさんのお宅へ。Kさんはさつきちゃんの子猫ももらってくださいました^^全く手のかからなかった子はとらでした(笑)
そんなこんなで必死な私たちに、ラミママが募金箱「ビオラ基金」を作って下さったんです。募金をつかってねって。でも、使えなくて^^;それからずっと、ビオラたちのように身寄りのない子達へと皆さんのお気持ちを届けています。
そして、私はそれがきっかけとなって、頭に来たというか、なんでこのこらがこんな思いをせな・・・みたいになって。うちの敷地で暮らしている子、通りすがりのジェントルメン、とにかく、片っ端からとっつかまえて、とにかく避妊・去勢を始めました。譲渡出来る子は譲渡。できないと判断した子はリターン。妊婦系も多かったです^^;なぜうちで産む!!笑 なぜ勝手に入ってくる!!笑
ま、また子猫来ちゃいましたけど、繰り返し繰り返しやっていくしかないです^^それが私たちの自己満足です。それでいいです。
ビオラ基金はビオしゃんの戦い、それ以降のみんなの幸せ、ビオしゃんが与えてくれた私たちへの想い。
もちろん、ビオラちゃんも、飼い主さんの元で幸せに元気に過ごしていますよ^^
ビオラ基金はこれからスタートでした。
こんな感じです^^;あんま覚えてないや、まじ。優は死ぬなと思ったな、先生もいつも岡さんには期待を裏切られると(笑)
みんながもう落ち着いた頃のファミリーの写真です。上がビオラちゃん。左がとらのすけ。真ん中が幸太郎、右が優次郎です。
さて。明日は音頭祭りです。
ペットシーツどうぞ~
音頭誕生日おめでと^^これからもバカでね♪おりこうとか無理だから、あたしが(笑)
高月さーん、あたしが飼うんですかー優次郎が家出するよー(笑)でもすごいっすよね。売れってマジ笑いましたよ、はらいてぇ^^
では、みなさんまた明日~(私はトリミングに入ってまーす)