ご無沙汰しております(^ー^)おつかれさまです
お話したい事言いたい事が山ほど重なりすぎたからかな、体調が不完全不安定もあるのはホントだけど、考える事を放棄しないとたまらないのか。
体調が不安定になり始めたのが、ばんびが天国で待つ友たちの元へ旅立ち、しばらく経ってからでした。
すみません、まだちゃんとご報告ができませんが。
もう四十九日も過ぎたと言うのに、ばんびの事を思い出す事から逃げて封じ込め、苦しくならぬよう、泣かないですむよう蓋が閉じています。
さすがでした。
ばんびは見事でした。
ばんびは最期の最期までばんびでした。
ばんびがいなくなり、同志の保護家の山下由美さんや鳥越店長に気力で生きている。お金もないのに大きなお花を持って、保護家を代表してお通夜に駆けつけてくれた鳥越店長、ばんびを撫でてくれながらあまりの細い体に
「ばんびさんこの体でがんばってたと?!岡ちゃんのためにがんばってたっちゃわ!生きてる間に会いたかった…」
と敬意を頂いた時の意味が分かりました。もちろんもちろんうちのスタッフたちは言わないだけで分かっていた。院長先生や看護師さん方もだと思います。
ばんびへたくさんのお花など頂いてみなさま本当に本当にありがとうございました。
ばんびは、私のために生きてくれました。
私の母親でした。
ばんびが息を引き取る寸前、手をつないでふたりで横になっていました。
私は最期の最期の最期です、眠ってしまったんです。
様子を見に来てくれたはまださんに、トントンと優しく触られ、ばんびちゃんが…
私は臨終に眠ってしまいました、1時間経ってなかった、ばんびは息を引き取り、冷たく少し硬くなっていた。
パニックになった私にはまださんが冷静にかけてくれた言葉は
「ばんびちゃんは本当にすごいわ。あんたが眠るのを見て安心して逝った、あんたを眠らせてからと最期の力を振り絞ってた」
確かに時間的に考えて、私が眠ってすぐ、ばんびも息を引き取ったことになります。
号泣したのはこの時と、火葬の最期のお別れの姿形が無くなる時。あとはほとんど涙がでる日々はなくトマトと日向夏の味が同じだと気がついてびっくりしました。
次に、え?と思い匂いを嗅いだら、匂いが分からず、歯みがき粉を鼻の中に入れましたり、次にもしかしてとたまたま傷のあった部分をひっかいたり押さえたりしても痛みがありませんでした。
感覚が一時的になくなってしまいました。
正常な人間の防衛反応だそうで安心しました。
ばんびとの日々は毎日Facebookに書いていましたが、初七日からずっと開く事すらできていません。
親や姉たちと変わらない長い間、19年苦楽を共にしましたから、まだ慣れない、まだ時間が足りないのかもしれません。
そして、立て続けにまた10年13年とお世話になり、またとても思い入れのあるお客様のお子たちの訃報があった。
ナナちゃんの激しい発作が続く様になった、おっちゃんとの日々…
もともと脆い私に元気が出る訳がなく、ただただスタッフやお客様、由美さんたちや家族に申し訳なさが募り
ばんびの死を共有できてる人なんかいないのだとか
我に変えるとまた申し訳なく思ったり、次に誰がまた死んでしまうのかとか恐ろしくなったり。
でも、ばんびを引き合いに出してしまったけれど、決してばんびのせいではない。
ばんびの死がトリガーになったかもしれないけれど、ばんびのせいではない。
私に不調がでた事をばんびのせいにしたら、ばんびは亡霊になってしまう。
今はもう、なごみちゃんやよっちゃん、かんなやぱいん、きゅーちゃんやピアノ、東京に残してきたみんなと一緒なのだから。
和田さんが言いました。
「全員がやっぱりばんびが一番だったねって言ってるね。遅かったねーって」
今はまだ静養し、ゆっくりできる事や私の仕事をします。
ペットショップるんるんには、人と人、人と犬猫、犬と猫、関わる者同士全てに「信頼」があります。
信じて、頼る者がいるから、私は無理をせずレストを取り、治療を受けられます。
私が言わなくても、私に会わない日も、私が次に何をするだろう、求めるだろう、考えるだろうが分かる。
私は皆が、何をするだろう、求めるだろう、考えるだろうが分かる。
お客様もオーナーが店に立てなくても、ご利用頂ける。
ペットショップの私に宮崎を代表する活動家、山下由美さんは、レスキューできないのを気に病む事なんかない焦らんでいい!保護家ががんばるから、岡ちゃんとるんるんを守りたいと。
特にきょんきょんと雪見は、一緒にばんびがいない日々を乗り越えている。
まぎれもなく信頼です。
そして、それは犬や猫がつないでくれている。
ペットショップるんるんには、全てに最も優れているもの、愛情があります。
ばんびは、何一つ、思い残す事なく、天からも愛され、安らかに私と手をつないで永遠の眠りました。
ありがとうございました。
ではまた。