ペットショップ・るんるん

DIARY

題名:しまった…

2017年07月09日 by おかぴ

こんばんは。おつかれさまです。

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ボルトがしょんぼり、覇気がなくて、つまらないってか、新しくセンターから来た子達の部屋割りやデビューできる子の準備をしながら、ボルトがおかしい?って気がついた。

しまった…

次から次に来る子たちを任せられ、そしてみんなの旅立ちを見送り続けて…

センターからレスキューして3ヶ月。

旧市保健所の収容猫で7ヶ月?とかおっしゃってたから、まあ、多く見積もってもまだボルトも1歳に満たないわけで。

たぶん、もみちゃんの存在です。

もみちゃんが旅立ってから2週間くらい。

気がついたと言うか、やっぱりずっと旧保健所時代からがんばって、一緒にいた唯一の友達。

ボルトのやんちゃを、もみちゃんが百万歩譲って大人な対応をして遊んでくれていました。

必ずボルトはもみちゃんのハウスで寝たがりました。

やっぱりもみちゃんの存在が消えたことで、じわじわ消沈したというか、つまらない日々になって。

仲良しのチワワのしずくも今日旅立って…。

1番最初に仲良くなった犬は、チワワのしずくとあまね。

あまねはまだいるけど、たぶんあまねもまだ、今日旅立った姉妹のしずくがいないことで余裕がない。

子犬達は、ある程度の月齢、または旅立ちの日が決まると「サークル別け」をします。

これは犬屋の基本です。簡単に言えばおうちに行ってひとりで寝れるようにするためのサークルトレーニングのひとつ。

たぶんもう、ふたりしてなんだこれなんだこれ、いつもの感じじゃないってなります。

ボルトは、旧保健所、センター、るんるんで、もみちゃんとオペを乗り越えて、交通事故男子寮(ふたりともオペ後管理本当にがんばった部屋)にて、いつも一緒にいて。

デビューはボルトが先だったけど、もみちゃんも出てきて嬉しかった。

ボルトにとっては、旧保健所、センター、るんるんと最低でも4ヶ月はもみちゃんの存在があったわけで。生後半年すぎにはもう、もみちゃんとはかぶってた。

もみちゃんがまた素晴らしい猫で、全部ボルトを許してたし、ガブガブキックキックとか、もみちゅぁんの横隔膜がー死守ー死守ー!なんて言いながら。

ボルト、もみちゃん大好きだったんだな、楽しかったんだ。るんるん来て全然慣れぬ時に、辛かった時に、もみちゃんが来て。

ボルトもまだまだ子猫なんだ。

最低だ…1番ケアがいるのはボルトじゃないか。これからはあまねもだ。

しまった…

ボルトもあまねも今1番心のケアがいる時だ。

うちのはなちゃんが、ぴあのを亡くした時、院長に、はなちゃんが、はなちゃんがおかしい、食べません寝てくれませんと受診しました。

はまださんが、あたしとはなちゃんが同じ顔をしている。と言っていたのを思い出しました。あたしも同じぴあのを亡くし、食べない寝れない、しかも、はなちゃんまでおかしい。

院長は、はなちゃんをどんどん連れ出して、遊んで楽しむを与えてあげて、「心の病」にならないようにしてあげて。

はなちゃんの体だけではなく、ぴあのとの絆を小さい時から良くご存知だったので体ではなく今は「心」だとの院長の指示でした。

でも、ぴあのを亡くしたはなちゃんは、いつもふたりで遊んでいた、うちのドックランであれ以来、一度も笑って遊んだことはありません。

はなちゃんとぴあのまでとは言わないけど、ボルトもあまねもまだ、子猫、子犬。

もうめちゃくちゃ遊んで、おいしいおやつ、おいしいごはんを食べて、すやすやひんやりぽかぽか眠って。

がんばろう…体が病とかだけがケアじゃないね、心のケアを忘れるところだった。

今日気がついてよかった。

まず、ボルトごめん。おやつもあげてなかった。ボルト頼むねー頼むねーってごめん。ボルトに1番先に幸せをつかませなきゃだめじゃないか…。

あまねもごめん。ボルト、もみ、あまね、しずくで分けて食べてたおやつタイム、なくなってた…。あまねも必ずボルトと同じように優先的にがんばるから。

忙しいから。

これだけはこの子たちには一切関係ない!人の、あたしの、あたしたちの都合なんて関係ない!

明日みんなに話そう。

お姉ちゃんたちに頼むねって。

ボルトに頼ったあたしが間違いだった。

ボルト、あまね、特に店長とはまちゃんを独占してよし❗

体の病やケガも、最もあたしたちの目線や手が必要だけど、加えて先生たちが必ず大きな力になってくださる。

でも、心のケアはぜってーあたしたちじゃなきゃできない。それにあたしたちの心あればすぐにできる。

お薬もいらない、注射もいらない。

元気だしてこうね。

本当にごめん、ボルト。