こんばんは。お疲れ様です。
水曜日に、保護猫ちゃんのコキリちゃんの避妊手術の日と、おっちゃんの抗がん剤投与日でした。
コキリちゃんとおっちゃんは病院が違うので、朝一でコキリちゃんを預けて。
それから、おっちゃんを。
まず、コキリちゃんは、術前検査で肝臓の数値が上限の3倍もあり、肝不全などではないのでオペができないことはないけれど
避妊手術、要するに急を要するオペではなく、女の子なので、お腹を開けるので
万全を期す事にしました。
ヒートが来てるので、なごなご言ってますが(笑)
先生も一過性のもので、10日後くらいにまた検査をすれば大丈夫なことが多いので、またその時に予約をいれてねって。
はまちゃんが、いままでキャットフードに近いものはそんなに食べてないし
唐揚げとかそんな脂質糖質の高いものを食べてたんだからって。
うん、そやね・・・
これまでの食事や生活環境などを考えても一過性のものであるだろうけど、
肝臓の病気であるか無いかは検査次第で、お薬を使うのかは決めますって。
で、お見送りしてくれた店長、あれ?って予定より早く帰ってきたコキリちゃんについて説明するのを
あのね・・・店長・・・、コキリちゃん・・・と血液検査の紙を出して、超深刻な顔して話そうとしたら
はまちゃんが、まーた小芝居がはじまったって。チッ。
またてなんやまたて!!(笑)
とにかく、コキリちゃんは新生活が始まってこれから、新しい飼い主さんの所へ行く子。
万全な状態に整えていってあげないとねって話をしました。
一方・・・お留守番中のママ猫の、おそのさんの機嫌が悪くて・・・と店長が。ノーン!
どうすんのおそのさん!子離れ・・・不安の強いおそのさんは、コキリちゃんが支えなのかなぁ・・・。
帰ってきとたん、コキリちゃんへ・・・。
はぁ・・・どうすんのおかぴぃ!店長、みんな、どうしよー!(´;ω;`)
一方、おっちゃん
病院へ行くのはものすごく気が重く、数日前から嫌な夢を見ます。
夢と現実は一部シンクロしてるけど、それが実際に起こることではないし
きちんと処理できていないからだと分かってはいるけど
術後から、約2ヶ月、2月に入れば苦しくなるであろうと思って過ごしていたので
毎日がカウントダウン・・・
投与前の検査で、血液検査で腎不全と骨髄抑制の副作用が起こっていたら、
レントゲンの画像でいつもじわじわと広がっていく忌々しい影を見て、猫の乳がんとおっちゃんの悪性度を理解しているけど
効かないのか・・・もしくはこういう広がりを見せていくガンなのか・・・
専門医の木下先生と、モニターの前で、うーん。うーんと。
次はどうするかとか、種類をかえるかとか、ふと気がついたら先生とあたしは腕を組んで片足を伸ばし首をかしげて
うーん・・・うーん・・・と同じような姿になっていました(笑)
先生には、リンパ腫のぴあのの抗がん剤の化学療法
ひかりの免疫介在性たんぱく質漏出症と、非常に難易度の高い病気を看て頂いて来ました。
ぴあのも化学療法によって11ヶ月生きる事ができました。
ひかりは・・・ちょっとまだキツいです・・・。
それだけ信頼している。
一緒にうーん・・・うーん・・・とさせてもらえる獣医師です。
若い獣医師ですし人柄もあり、インフォームド・コンセントも徹底しいてらっしゃいます。
非常にむずかしい専門的な治療
そして「治る病」ではない「延命」「QOL」を与えなければならない獣医だからだと思います。
はじめ、この人はなんでこの分野を専門にしたんだろう・・・と思っていました。
救いがないじゃないかと。
でも、ぴあのが亡くなった時にはっきりと気がつきました。
先生が宮崎にいて本当によかった・・・。
2週間を11ヶ月に延ばしてくれた、あの状態のぴあのを。
あたしにとってははじめ1年「しか」と思った。(1年ですとはっきり言われていたので)
でも、その11ヶ月の間に、あたしたちは十分に救われていた。こんな大切な時間はなかった。
心からその尊い時間、尽くして頂いたことに感謝しました。
おっちゃんの検査結果が出て、岡さんどうぞ~と呼ばれて
いつものように、血液検査の結果を。
腎臓の数字が上がっていることがちょっと気がかりではあるけれど、使えない数字ではない。
今回も骨髄抑制は起こっていなかった・・・。よかった・・・。
そして、画像です。
もうほんとに辛い悔しい毎回毎回。
でも、これはすごい!!まじで??うそ!!は?これが今日?あ?みたいな
先生も稀に見ることだ・・・と。
腫瘍の大きさが前回の半分になっていたんです。
そして、最初に撮った時の大きさと変わらない、もしくは若干小さくなっている・・・。
誰が見ても分かる
↓一番大きい時(大きい腫瘍部のみ見て)
↓水曜日
すごいやろ!倍率明るさはほぼ同じだよ!明るさの違いははカメラだから
↓ 左が最初、右が水曜日
大きさが変わらない、測ると若干小さいの。
現状維持ができればおっちゃんの肺の状態では十分、小さくなれば万々歳だった。
振り返って、いつもまるこを抱っこして、だまーってぼさーっとしている
付き添いのはまちゃんに、聞いた??聞いた??ちょっと聞いた??
本当ははまちゃんにも、いつもありがとうなんです。ペッ
あの人、仕事以外にもあたしの世話もありますからね、ぷ。犬たち猫たちよりよっぽど手がかかる、あはん㊗
みなの同情を一心に集めております(笑)
でも、人を起こす時て、揺さぶるとか毛布を取るとかが先やない?枕をいきなりズバって抜くから、頭ゴン!てなるやん、起こし方に愛がない、あと朝から声がでかい(`ロ´;)
はまだがしゃべらない時は、必ず何かある時です。黙ってる時がいちばん怖い・・・
でも、ハイタッチやろ!と、しゃべった(笑)
先生も、よし。いきましょう、攻めましょう!と。
そして、投薬量がミリ単位ですから、慎重に抗がん剤の準備をされている時に
「このまま消えてくれ」って奥からつぶやきが聞こえました。
ハイタッチすればよかった(笑)
ぴあのの時はガッツポーズはしたんですけどね(笑)
抗うことのできない、生老病死。
生まれた瞬間からみんな死に向かう、生と死は同価値。
ばんびの年を5歳若くしてくれ
おっちゃんの乳がんが根治して5年生かしてくれ
これが叶わぬことは、もう天が定めしこと。
明日、誰に何があるかわからない、もちろんあたしたちにも。
でも、絶望。言葉通り望みを経って暗闇の中に、突如現れた光は「希望」
ほんのわずかな間でも光る小さな希望は、すべてを照らしてくれる。
いつも、このことわざを思い出します。
何か天が働きかけるとしたら、必ず努力している者へ働くはずだと信じる
ペットショップるんるんに人事を尽くしていない者はいない。
あたしは、これからもどんな選択をして、どんな結果になっても
人事を尽くして天命を待つ。
おっちゃんの体に起きた事が、人知を超えるものだと考えたいし思いたいから。
いつもありがとうママたち…毎回毎回心配かけますが、あたしたちもみんなでがんばります!
でわまた
追記
うだうだ書くのはあとにするから、これラインで回して!スタンプ!とはまちゃんからみんなへ
おい、おまえたち?
既読スルーか?ああ?
はまちゃんが、見てわかるけど、あんたが報告せん限り誰も何もよう言おうか!!と(笑)
そうなの?(笑)
ねんねしますよ、おとめちゃん(^_^)