こんばんは~お疲れ様です。
猫の話でいい話じゃないから、やな人閉じてね。(書くから文句言われるんだけどね。ふぅ)
調子が狂ってます・・・一番苦手な分野でもあり、得意な分野でもある猫の事でだと思います。
この分野は私が一番メンタル、そしてメンタルからくるフィジカルの問題に直結することで。
私をよく知る人はどうなるのかよくわかると思ってるんですけどね。
猫たち、捨て猫たちのついでにすぐそばで虐待疑いのサイコ野郎の話も聞いてしまって追い打ち。
もう何をしてるのか空回りまくりって感じ。
バカですよね、猫ごとき。「野良猫」「野良子猫」ごときで。
猫が大っ嫌いで鳥肌が立って棒で追い払う人間であればよかった。
振り絞ってしつこく書きます。
うちの子犬たちのプリティやお客様のハッピービューティを書くよりも、野良猫ごときですみませんが。
私、今までも、しつこかったですけど
きちんと大切なことを書くのを忘れていました。
犬の飼育説明はするのに、きちんと猫の飼育説明はしていなかった。
飼育説明は里親さんにしかしていなかった。
猫ブームは弊害は必ず来ます、良いことも悪いことも必ずです。
犬がこれまでもさんざん・・・これからもそうでしょう。
ブームには乗るのが楽しいですから、うれしい事ですから。
だから飼育説明はその都度じゃなくて、繰り返しする予定で、どっかに書いときます。
誰か見るでしょう。誰かの助けになるかもしれない。
でも、まずはこれを書かなきゃ。
「捨て猫を拾ったら、まず先生を頼れ」
あのその前に「手を出したら最後まで」が大前提です。
最後ってどこ?ですが、私の場合は「里親さんを見つけるまで」か「自分が最後まで飼うか」
もしくは「代理で譲渡してくれる人にお願いするか」のシンプルな3つの選択があるかと思います。
捨てられていたのをまた捨てるのは、遺棄なので動物愛護法違反で捕まります。
警官さんが捕まっていましたね、上司に戻して来いと言われて。
でも、警官さんが悪いわけではないと思います。
私が思うのは「捨てるやつ、産ませるやつ」が一番悪い。
猫には、目も開いてないうちから死ぬまで、色々悪いことが起こりますが、その中でもこの人たちが一番悪い、責められて捕まるべきはまずこの人たちだと思います。
でも、捨てられていたのをまた捨てるのは、捨てた者と同じなんですよね。
だから、これから書くことがもしできるかもしれないと思うなら、どうか手の中に入れてやってほしい、助けてあげてほしい。
1頭でも幸せになってほしい。もうこれ以上死なないで・・・。
あくまでも、今回は子猫の場合で、私がやること1点のみに絞り
●子猫を保護したら「すぐ動物病院へ」
まずあせらない。
どこそこ電話したり、保護依頼をしたり、ペットショップに連れてきたりの時間はもったいない。
「とにかくすぐ先生たちに看てもらって」
どこそこに頼んでも、「ほぼ」いきなりの持ち込みは受けてもらえないです。
よく病院行く暇がないと言われますが、その電話じゃなんじゃあちこち回って・・・の時間を病院の時間に回せます。
だって大体、保護依頼を受ける所はみんな確実に猫飼ってますから、いきなりどんな子が来るかもわからないのに・・・受け入れ態勢もできないし。
自分で手を出したのならば、常識で考えて当たり前ではないかと思います。
保護猫たちは、ほぼ何か、他の猫に感染するようなものを持っています。
犬に猫のウイルスはもちろん感染しません。
ノミやダニ、おなかの虫(うんちを触らせたりしなきゃうつりません)なので、物理的に分ければいい、犬と猫の管理はすんなりできます。
猫同士はおうちの子がワクチンを打っていても、まず隔離です。
おうちに猫ちゃんがいたら、先生に診てもらうまでは絶対一緒にしないのは鉄則です。
とにかく、先生たちをまず頼ること。
どの道、薬もないし自分でどうこうする知識も技量もないわけですから、獣医師にかかることが、私にとってはまず最善で最短のルートです。
これが最も効率が良く、おちびちゃんの命が助かる、おちびちゃんが早くよくなる、おうちでの飼育方法が分かれば、時間もお金も人手のロスが減り、里親さんが見つかる確率が跳ね上がります。
先生方はこれまで何千匹、何万匹と保護猫たちを助けて来られてるので、必要な処置や治療は的確です。
そして、犬や猫を飼ってない方は高いなと思うかもしれませんが、通常の治療費と比べたらとても良心的に治療してくださいます。
これ、使用期限近いけど使っていいからね、と分けてくださったり。
いいよ、こんな小さい子なんだからこれぐらいは。とおっしゃってくださったり。(小さい子はもちろん薬の量が少ないので)
それに加えていつもいつも明細書を見て「ありがとうございます。ありがとうございます」と思います。
先生方もひとりでも多くの命を助けたいと思って仕事をされてますし、保護をした人なのに一生懸命だと心を動かされてます。
あんな子とね、そんな人がいてねって話を聞いたり保護主さんとかその子の里親さんとか、まじで頭が下がります。
先生たちは命を助けてくれる力、育て方を教えてくれる力を持つ以外にも
その子が助かったり、ちゃんと大きくなってくれて自分たちで里親さんを探せる状態になった時
お声がけをしてくれたり張り紙を張らせてくれたりと、大きな力になってくれます。
子猫たちの状況にもよりますが、冬、雨、雪、とにかく体温が下がってますので、あたためること。
新生児ならなおの事、お湯で温めてドライヤーでバーッと乾かしたり。
そして今は便利ですから、すぐユーチューブみてください。
みんなUPしてくれてます。
でもとにかく、先生たちの所に行く事。
治療と並行して、育て方を教えてくださるので、迷わず行ってください。
子猫の月齢によってお世話はもちろん違ってきます。
乳飲み子たちが来たら、睡眠不足。(またちゃんと書いておきます)
大丈夫です、猫はやわじゃない。
何度ダメかもしれないとくじけたか。母猫のメイやさすけのママ、さつきちゃんは首を噛まれてたのでしょう、皮膚が壊死してソフトボールくらいの穴が開いて腐ってました。
治療をしなきゃ死ぬ、それでも子供産み、ちびたちが5匹いて最初は離してあたしが人工哺乳でと思ったのですが、子猫に一寸たりとも触らせない。さつきちゃんが眠っている姿を見たことがありません。
あたしに信頼はありませんでした。
先生と相談して、抗生剤などのくすりは使えない(授乳中なので)こうなれば手作業です。
毎日です、毎日病院でキズを洗い消毒治療。さつきちゃんにはかなりの負担でした。
毎日サークルから出してキャリーに入れるのもおしっこを漏らして嫌がりました。子猫達は5匹でピヨピヨ保温されママの帰りを待ってました。で、5匹で首がぐるぐる巻のママにやりたい邦題。
子猫には痛くても体をなめるのも、食事をとるのもつらかったですがそれはそれは大切に。刺し違えても触らせない!的な。
それはそれは可愛かったですよ、母猫の愛情をうけ、子犬たちを狩るメイ(笑)
さつきちゃんの容態と治療に専念しなきゃもあり、早めに離したのですが兄弟姉妹と子犬たちたと健やかでした。
まこは、育児放棄になってしまった。ストレスフルでできなかった。乳飲み子がヤバかったので時間がない!人工でそだてたかなとかんの。
母猫の献身はすごいな~って思う。
でもね育ってくれます、これまで私がほんとに死ぬね、先生も死ぬねって思ってた子、元気に生きてますから。親も子も。
そして、拾う前にやっぱり考えてしまうのが行先です。
拾ったけど飼えないって人は、だからこそ、さっさと仕上げて、譲渡に時間まわす。
きちんと病院で治療などを受けた子たちの譲渡率は当たり前ですが高いです。
さっき書きましたが、代理で譲渡してくれるところがあったりしても、猫ちゃんがいるんですよ必ず。
だから、感染するようなことを治しておけば、感染がない事が分かっていれば
分かりました、いいですよ。って言ってもらえる可能性が高いんです。
そして、代理で譲渡してくれるようなところの人たちも、ああこの人は一生懸命やって、この子は助かったんだな、よかったね、よかったね。って必ずいいおうちを見つけてくれますから。
丸投げしないで、一度でも二度でも獣医にかかっているか、かかっていないかで違いますよ。
一般の方に譲渡する時もです。
うちにも猫がいる・・・という多頭のジレンマは大きいです。
そして毎回、隔離をしてさっさと治療や検査をするとしても、うちの猫たちにはリスクを負わせます。
感染の危険がなければまだ大丈夫って思えますが、あまりにもノラちゃんたちの状態は悪い。
特にちびたちは、弱いので、酷い。
でも、助かるんですよ、生きてくれます。
ほんとです。
見違えるように美しい猫になります。
これまで譲渡してきた子たちの写メとか送ってもらったのを見ると、面影ないくらいデブってたり・・・うわ~きれいな柄!とか、しっぽがふさふさ~とか、わざわざ遠くから顔を見せに来てくれたり、お祭りに来てくれたり。
こうして大切にしてもらっている事を見たり聞いたりすると
生きるか死ぬかの境目だった子だって、ぎょっとするくらいの子だって、ウイルスキャリアだった子だって
本当によかったと思いますよ。
感謝しかないです、ちびたちにも、飼い主さんにも。
この言い方はあまりに拙いですが、あえて言いますね。
「うちにきてよかったね」って思います。
がんばってよかった・・・これからもがんばるねって思います。
かけがえのないものを教えてくれて思います。
生きてくれてありがとうって思います。
誰かひとりでもこれからの時期、子猫たちと出会ったり子猫を助けたいって思う人がいたら、まじひとりだっこしてやって…犬にはフロントラインプラスつけてるだろうし、猫もフロントラインプラスキャットつけるから、うんち便検査すればいいよ。
犬飼ってる人の方が、楽なの。ウイルス受けないから…うちは猫が…ちくしょう。
とにかくまず「先生たちを頼って!」としか書いてないですが、ほんとにどれだけこれが、すべての近道になるか。
手の中にいれたのならば、まずはここから。
私の子犬たちも、まずるんるんに来たら「院長に必ずチェックしてもらうこと」「隔離」「なんかあれば治療」「駆虫」などから始まります。
子猫たちも同じことです。
乳飲み子たちは、ママ猫から無理やりひっぺがえされて捨てられた、ママ猫に何かあったってことが多いでしょうから、私が母猫の役割になるだけ。
そして、ママ猫がいて全員負傷も病気も大したことがなければ
ママ猫がすべて出来るので、だただほほえましく見守っていればいいし。
ごはんとお水とおトイレ掃除だけで、この上ないママ猫と子猫との結びつきを見ることができます。
平成26年の環境省のデータを張っておきます。今回は猫に関してのみ言及。
ちょっと、表がちゃんと入らなくて見にくいかも、すんません。
犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況(動物愛護管理行政事務提要より作成)
(平成26年度)
犬・猫の引取り
引取り数 | 処分数 | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
飼い主から | 所有者不明 | 合計 | 返還数 | 返還数のうち 幼齢個体 |
譲渡数 | 譲渡数のうち 幼齢個体 |
殺処分数 | 殺処分数のうち 幼齢個体 |
|||
成熟個体 | 幼齢の個体 | 成熟個体 | 幼齢の個体 | ||||||||
犬 | 6,940 | 903 | 36,457 | 8,873 | 53,173 | 14,286 | 56 | 17,339 | 4,691 | 21,593 | 3,592 |
猫 | 8,838 | 7,704 | 19,762 | 61,618 | 97,922 | 358 | 116 | 18,234 | 12,197 | 79,745 | 47,043 |
合計 | 15,778 | 8,607 | 56,219 | 70,491 | 151,095 | 14,644 | 172 | 35,573 | 16,888 | 101,338 | 50,635 |
- (注)
- 幼齢の個体は主に離乳していない個体を示す。
- 引取り数の所有者不明の成熟個体には、狂犬病予防法に基づく抑留が含まれる。
- 引取り数の所有者不明には、一部、県・市条例に基づく収容を含む。
- 殺処分数には、幼齢個体などの保管中の病気等による自然死も含まれる。
- 成熟個体と幼齢の個体を区別していない自治体にあっては、成熟個体に計上している。
負傷動物
収容数 | 処分数 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
返還数 | 返還数のうち 幼齢個体 |
譲渡数 | 譲渡数のうち 幼齢個体 |
殺処分数 | 殺処分数のうち 幼齢個体 |
||
犬(負傷) | 1,083 | 304 | 1 | 235 | 40 | 526 | 71 |
猫(負傷) | 11,996 | 322 | 17 | 1,968 | 987 | 9,010 | 3,436 |
処分猫は子猫ばっかり・・・・
負傷収容は猫が桁がちがう・・・
子供でもわかりますよね。
「子猫が産まれないようにしなきゃね」
「交通事故に合わないように、ケンカして大ケガしないように、室内で飼わないといけないね」
猫嫌い猫興味ないからすれば、ネコキチガイに思われてて
ネコに執着してキモイ、文句ばっかりシカトばっかりされてるけど。
もうこれ以上誰かを犠牲にしてまで生き残りたくもないんだよね。
ただ自分が人より得意なのは猫で、犬にウイルス感染のない猫ならばできるって。
あと20年くらいの命だとして、これまであたしを生かしてくれた誰かの誇りや尊厳に、命を掛けるってことくらいして死にたいんだよね。
生きるかな~あと20年(笑)
でわまた~