ペットショップ・るんるん

DIARY

題名:ミニチュアダックスフンド:エルくん:都城出身

2016年05月13日 by おかぴ

こんにちは、おつかれさまです。

保護家の山下さんが、2日寝てなくて過労でひっくり返ったってブログがあったから

ハクちゃんの介護や新しい子の迎え入れなど、心身疲れてしまったのだろうと思って、私も介護や乳飲み子病人の時は同じだし。

今日は午前中はおねえちゃんと暁を空港へ送って行ってからは、暇だったんで スタッフさんに指示頂ければ動きますよ~

とりあえず、2,3時間でも寝られんかなー。介護の子には必ず山下さんが必要なので、そう思って連絡したら 藤井ままやスタッフさんが交代で休ませてくれたとの事で、もう大丈夫~げんきよ~(^-^)と言う事でよかった。

で、ねちょきないって言ってんのに、サークルを買いに行くかもしれん~と、で!ほんとに来られました(^_^;)

で!途中で車が壊れたて(笑)

車ってそんな壊れると?!と爆笑してしまったんですが。

そのサークルを必要になった子の1人 「エル」くん。 1463118824184 熊本を震源とする地震のあった4月15日に、都城管理所からレスキューされた子です。

この日は、山下さんもあたしも、犬や猫を抱えているので、寝られず色々話をしながら一夜を明かした日でしたが。

今日も、お引止めしてぎゃーぎゃー話をしてしまいましたが(笑)

ギャーギャー騒いでいたのはよっちゃんもです・・・なは。

今夜と明日の朝、どんな芸術作品を作っているかっすね。

「よっちゃんの山下後追いアート」(笑)

 

色々お話しした中で、とりあえず、エルくんの話。

山下さんの記事です。(勝手に載せちゃったけど、たぶん怒られないと思う、だってこれがエルちゃんの今だから)

都城管理所からレスキューした半身不随の「エル」

20160511o.jpg

初めてカートでのお散歩。

エルは、それなりの愛情を受けて育った仔だと思います。

いいえ、ただわがままに育てられた子です。

エルにとって、思い通りにならない保護家は、

それはもう…腹が立つでしょうし、

知らない人が怖くて、つい歯が出てしまいます。

エルにとって、もちろん妥協も必要ですが、

エル自身が「今」を受け入れられる日が来るまでは、

無理強いはさせたくないと思います。

 20160511p.jpg

ヘルニアの手術をすれば、

50%の確率で、また歩けるようになれるかもしれない…

そう診断受けましたが、

色んな事を思うと…なかなか決心がつかずにいます。

今日、どうしてやればいいか分からないっておっしゃっていました。

山下さん達が普段扱いなれぬ、遺棄されストレスがかかり始めた、ミニチュアダックスフンドをどうすればいいかという事です。

ちょうどいのまたさんも出て来て、はまちゃんといのちゃんと私で話をしてました。

あたしはもちろん、はまちゃんもダックス飼い。いのまたさんも毎日ダックスを触らない日はありません。

あたしは、トリミング、お泊りを入れたらわが子を含め、お客様のダックスを何千とお預かりしてきました。

エルちゃんは、8歳くらいの男の子、椎間板ヘルニアとの事で「飼い主」が管理所に連れて来た子です。

ヘルニアになったから、いらないと、飼い主に見放された子。

飼い主、本人が、8歳でヘルニアと言ったそうですから。

前、宮崎の保健所のしくみを書いたことがありましたが、都城の動物管理所には「判定」という県の委託施設はありません。

譲渡、もしくは、返還。以外は処分です。

エルくんは、飼い主による持ち込みですから「返還」の選択肢はありませんから当然「譲渡」がなければ処分です。

宮崎中央管理所には、県の委託施設「ひまわりの家」がありますので「判定」に合格をすれば処分されずに「譲渡」の機会を待つことが出来ます。

でも、中央管理所でも例え譲渡率が高いであろう純血種であっても、持ち込みによる疾患を抱えた子ですので判定にはアウトだったはずです。

よっちゃんなんて、判定に受かる確率ゼロゼロ!と爆笑しましたが、それを言えばエリーも受かる訳ナイナイ(笑)

二度と犬を飼わないでほしい、触らないでほしい。

飼えないようにしてほしい。

せおちゃんが、「意味が分からない・・・」と、またか・・・とせおちゃんスマイルがずしんと曇りました。

ま、今ここで思考が違う人間を理解する事はとてつもない作業ですのでやめます。

思考が違う人間に理解を求める事もとてつもない作業ですので、ここではやめます。

エルちゃんは、ペットショップなどで仔犬で飼われ、普通にペットちゃんとして愛情を受けてきた時期もあったのは確実だと思います。

いのちを救われたのはいい。

でも、山下さんたちの保護家での生活に全然溶け込むことができない。

体調が回復したりして余裕ができ、いろんな思い出や、飼い主が迎えに来るだろうと思っている本人は、イライラが募っているのだと思います。

本当に捨てられたとは思っていないのかもしれません。

トリミング?ペットホテルに来てるんだけど?かもしれません。

犬は、何があっても飼い主を忘れる事はありませんから。

山下さんにあたしも呼びかけてみますね、と言ったのは

純血は私たちの得意分野であること。

みなさんが、ミニチュアダックスフンドという犬をよく御存じだから。

そして

私は「この子は一日でも早く出した方がいい」とすぐ思いました。

エルちゃんをお見知り置き頂けたらと思います。

ダックスの飼育経験をお持ちの方や、現段階で怪我を抱えていますがそれも含めてお気に止めて下さった方がいる事を信じます。

もし、エルちゃんの「本当の飼い主」になってもよいとお考えの方、ご検討頂ける方

いのちのはうす保護家さんにお問い合わせ(保護家で検索したらすぐでます)

もしくはるんるんでも、お取り次ぎ致します。

自分のめぐるも飼い主さん見つかってないのに・・・とお恥ずかしい限りですが、めぐは長期戦で考えてますので(笑)

でも、エルちゃんは、今の様子などから元の一般の家庭の環境に戻した方がいい。

まだ彼の心は壊れていない。

エリーやよっちゃんたちは、保護されたら、ごはんがくえるー水がのめるー、さむくねぇ、いたくねぇ、こわくない、と思うだろうけど

エルちゃんは、保護された事に不自由を感じているじゃないかと話をしました。

体の状態ももちろん良い。

今まで、当たり前にごはんがでてくる、お水はいつもある、暖かい所にいられる。

トイレに至ってはちゃんと汚れた部分、それをよけてるくらいの子だそうですから。

間違いなくペットです。

エリーとよっちゃんを見ながら、こいつら超ありがたまくり、よっちゃんに至ってはもう、おめーの場所はねぇっつーの(笑)なのに、帰りたがる、だよね~(笑)

あ、でもエリーもよっちゃんもう、あたし(潔癖種)の山犬種だからきれい好きよ!よっちゃんは勝手に出ることありだけど(笑)

エルちゃんにとっては、今過ごしている環境に適応できずストレス反応が出だしている。

だから、私も力不足かもしれませんが呼びかけようと思った次第です。

エルくん、まだ半分の犬生があります。

なにも彼は悪くない。

どうぞ、よろしくお願い致します。

山下さんと話をしてて

保護とショップが少しずつコラボれるようになると一番いいよね~。

一番犬や猫を飼いたがる人が来てくれるのがペットショップ。

ペットショップはなんだかんだ言ったって、犬や猫に対しては色んな力持ってるからうまく利用すればいいんだって。

どんどん引っ張り出して連れて来て、お披露目!

譲渡率を上げること。

次の新たな命を救う大切なファクターです。

実は、エルくんも、よっちゃんがうちに来たことで保護家に来られた子のひとりっておっしゃってました。

ま、あたしはたまたまよっちゃんがよっちゃんがとついに念願叶ったり!の事だったのですが、よっちゃんのキャパに他の子が来れるって事は大いに狙ってました(笑)

冗談抜きで、前も言ったけど、山下由美から譲ってもらうのか、あたしが自ら手を当てに行くのか。

本当に相当悩みました。私が手を当てられるのはひとり。でも、山下さんはすぐに動きよっちゃんのキャパをすぐに他の子に与えられる。

大型(よっちゃんがその時の保護家さんでは一番デカかったらしいですから)のまひまひのすっとこどっこいが、ちょ~どぴったりなうちに出会いがあって。

そのデカまひとんちんかんのかわりに、何頭レスキューされたのかは聞いてないけど、一石二鳥か三鳥じゃないかな(笑)

ペットショップも生体販売に関しては、次の仔犬をいれて回転させて回転させての回転率が、当たり前ですがそれが商売鉄則。

でも、あたしがその考えや方法で商売していない事は、うちのお客さまが一番お分かりだと思います。

もうそのスタンスでやるのは辞めたし、それでいてまだちゃんと、スタッフのみんな犬猫たちを食べさせていけてるのだから。

先日おうちに行ったるんるん名、のっこちゃん。

新しいお名前は「るるちゃん」になりました(^-^)

今日、はまちゃんに電話があって、るるちゃんがとてもプリティでお利口で、ぴしゃっつしてるからって(まじ?(笑))

お友達がわんちゃんを迎える事を本気で考え始めたそうで、明日るんるん行くから~あたしは仕事でいけんけど、よろしく(^-^)とお電話をもらって。

ね、ペットショップセオリーにはあんまり当てはまらないんです、るるちゃんも半年すぎで堂々とおうちにいってる(^_^)

でも、ずっと狭い所とか管理悪いとこ、運動とか出来ない行けない子達は早く行くに越したことはないでしょうけどね。

てか、うちみんなすぐ決まらないし、最終的にはあたしがまだOKださないじゃないですか。

世間的には「売れ残り」「賞味期限切れ」って言われるうちのプリティたちをお迎え頂いたお父さんお母さんがおっしゃってくれるのは、なんでうちの子はこんないい子なのに売れんかったっちゃろか?

家に来てすぐ昔から自分の家、って感じよ(笑)と笑ってもらえたりです。

いやいや、まじですよ。

普通の事かもしれませんが、犬は私が飼った、きょんきょん、雪見、ぴあの。あたしの元で育たなかった子や病気で亡くなったプードルの子、チワワの子、心太。ブリーダーさんが1頭飼われた子以外は100%おうちへ旅立ってる。

猫も、子猫は100%。成猫や親では当時むっちゃ怖かった子たち以外は、いくら保護猫、元ノラでもおうちへ迎えてもらって。本当にありがたい事です。

あたしは猫は売らないので、ミーミーシャーシャーが多いですが(めぐるよろしくです(笑))とにかくあきらめずに出して話していけばいつか縁がある。(めぐよろしくです♪)

理解あるブリーダーさんのおかげさまで2ヶ月すぎくらいまで親子友達とわちゃわちゃさせてくれて、うちにきてもう一回管理してわいわい。

のびのびと(やりたい放題?・・・かな(笑))元気に遊び、よく食べ、よく眠り、朝がくれば朝日で目が覚め、夜は静かに暗くなれば眠る。規則正しい生活をさせつつ、もうあまり意識してませんが、必要な事は教えるってか、覚えていってくれる。

儲けのセオリーなんてなにも当てはまってないけど、もう私はそれでいい。いや、それがいい。

むしろ新しい時代や世代の儲けのセオリーは変わってくると思います。少なからず私が開業して11年。業界16年で大きく変わった事、ありますから。

うちの暁がここで獣医になって(笑)あたしと同じような顔(似てる・・ちびあいこと言われます)して、同じような事してる頃は時代が変わっている、そうなっていくと信じて死んでいきたい。

あたしのあたしたちの存在価値と役目は、じっくりじっくり慎重に良き飼い主さんへ良き愛犬へなって頂くために存在しているのだから。

保護家の子たちは、ひまわりの家に行けない「判定」に落ちた子たち。

譲渡率悪いの当たり前っす(笑)

山下さんが連れて帰ってくる犬たち猫たち、みんなボロボロやったりじじばば(笑)

でも、きちんと仕上げられるんです。

年齢、性格や後遺症はもちろんつきものだったりするけど。

私が保護家さんを心から敬うのはそこ。

本当に大変なことです。1頭でもあの状況から仕上げるのは。

体力、気力、心労、時間、お金、人、物、すべてをかけて生かし、そして死を看取る。

変人っすね。と言いますが、ほんとに変人。

好き好んでやってることじゃん?と言われるでしょうが、犬や猫を愛し護り、生かし、この子たちの「いのちの尊厳」に自分の命を掛けても惜しくない人間、でもそれが人で人間であるべき姿に見えます私には。

いらないと捨て置く人間、それを聞き頭を下げてまでもらい受ける人間。

私も人間に生まれてしまいましたが、特に性格がわがままで自己中であるので危険ですが、他人や他の命に慈しみ深く思いやりのある人間であろうと最後まであがこうと思ってます。

純血は譲渡率が高いはずだ、純血に強いのはショップのはずだ。

それに、やっぱりくやしいじゃないですか・・・るんるんっこではないと言っても、自分のやっていることや思いとは違う事が目の前に来た、ペットショップでお金だしてかったくせに、病気になったからと若く未来のまだ長い子を捨て置く。

はまちゃんが、ぼそっと言いました。

ヘルニアとかじゃなくても、ただうるさいで捨てられる子もいるから。と。

私はペットショップが本業であり、お客さまとお子あっての私たちです。

犬を飼う方への飼育説明などを徹底し、愛情深く責任のある飼い主さんになって頂くためにこれからも努力します。

昔からの口癖ですが、自分の目にとまるもの、自分の手が届くものくらいはまもる死なせん。

エルくんはもう死なない。

死ぬ病ではない。後遺症が残る可能性は高くても、命はそれで取られることはない!

エルくんのこと。

お声掛けなども、どうぞよろしくお願い致します。

でわまた。

山下さんとこ、保健所から5頭の生後2,3日のミーミーをレスキューされてたんですが

健やかに成長していましたよ(^_^)フェースブックみて、あら~♪♪♪プリティ!

飼い主さんの募集を始めてらっしゃいました、ぜひぜひ(^_^)

あの子たちのミルクの手伝いを探されてたので、あたしも結構わぉ!って感じで、みんなにまた、みてんみてん!と、今年初ミーミー?なんてちょっとときめいたんですが(笑)

保護された他の猫ちゃんが育ててくれているんですって。

さすがにそれ聞いてなみだでそうになった。

5匹乳飲み子て、母猫がいれば、なんとんしれんけど、ミーミー5匹で弱ってたら、あえて簡単に言うけど必死!!

でもね、自分も仔猫も保護されて、自分の子猫たちは譲渡され巣立ち、まま猫はスタッフさんが迎えたのかな。

それでもしかしたら・・・と思って5頭、託してみたら、育ててくれたって。

やっぱりかないませんわ、損得抜きで見返りのない慈悲深い愛情。

母親になったことはないからなぁ~いつまでも子供でいさせてくれる身の回り全員の愛情を受けるほうだし・・・。

ねこちゃん、探してる方はまず、保健所へ。

いますいます、プリティたちが。

純血、雑種にこだわりが無い方は、ぜひ、キジ、黒、サバ、三毛、茶トラ、白黒、白キジ、なんでもござれっすよ、たぶん(^_^)

その年によって、多い柄があるんで、今年は何柄ですかね~(^_^)

って、笑ってる場合じゃねぇ。

でも、いい加減分かれよ、バカめってやつはとりあえず、今回は置いといて。

猫ちゃん、純血こだわりのない方はほんとにに拾った子は飼って欲しいし、新たに迎えたい方は、保健所や保護団体さんの所にいますから!うちにも来たら教えるから!

障害やウイルス感染症がある子もいるけど、猫は犬よりずっと強い。

猫たちの現実も知って欲しい時期、そして、あまりに簡単な事。

不妊手術、室内飼い。

これで世界は変わるのだよ。