ペットショップ・るんるん

DIARY

題名:落ち着いた?

2016年04月20日 by おかぴ

こんばんは、おつかれさまです。

みんな、地震大丈夫だった?

ご家族、犬たち猫たちご無事でした?

県北のみんなも・・・。

熊本はもちろん、大分や直接大きな被害にあわれた方々にまず何ができるのかを。

そして、自分が自分たちがどうすべきかをきちんと考えようと思いました。

あの大きな余震と本震、続く余震の際、ひとりでした。

そして、順番を間違えました。

犬たち猫たちこいぬ達お泊りの子たちに必死で、己の命を何一つ考えませんでした。

これこそが一番愚かな事である事に、さっき気が付きました。

簡単なことです。

私が動けなくなれば、あの時私が守る必死に守った総勢犬14頭、猫12頭、仔6頭32名、全員の命に関わるはめになるはずだったと。

己が助かるうんぬん、人命が第一と少しずれているかもしれませんが・・・。

さっき気が付いたのは、やはりネット上で犬や猫よりも人が大事だとか・・・犬と猫なんかにとか・・・、避難先でうんぬんかんぬんが出ていたので。すぐ閉じましたが。

やっぱキツイな・・・と思いました。

でも、当たり前か。とも。

私の様に犬猫の命に己の命をかけられる人間としては、考えておかなければと。

私が動けなくなるような状態にならないよう、備える事が最も重要だと。

高月師匠とも前、話をしたことがあります。

たくさん犬や猫を飼っている者として。

そして、私はお客様の子を預かっている身として。

正直、怖かったです。

無事に朝が来て、みんなが出勤して来てくれるのがものすごく待ち長かった。

幸い、動物取扱業者への動物愛護法の中で

「ケージ(サークル)、またはクレートにて保管、ケージ等の固定」

が定められているので、まず津波の情報が無かったことで、店の商品はかなり落ちましたが

まず、お泊りの子、仔犬達、エリー、よっちゃんに何かが落ちる挟まるという事はないという安堵はありました。

相当焦りましたが、まずこの子たちが落下物で怪我や逃亡の危険はない。

余震の合間に店に行き、全員をチェックして大丈夫。よし、大丈夫。

でも、よっちゃんが一番・・・パニくりまくりのしっちゃかめっちゃかで(笑)

こいぬ達より怖がっていました。

エリーは隅でガタガタしていました。

こいぬ達はサークルを重ねている子は下し、とにかく安全を確保し掃除をしました(笑)

みんなやはり中でおもらしやウンチをしてしまってましたので。

そして問題は、ケージで管理してないうちの犬たち猫たち。

もう地震です地震ですの携帯の音だけで、弦はガクガク、走は吐くし、音頭は吠えるし、ばんびはフラフラ歩き回るし、猫たちはおらんし、私が最初飛び起きたしかなり焦ったおかげで、完全に全員に恐怖が伝染しました。

もうこれは店に連れて行き、全員ケージだと判断して動こうとしていると余震が起き

母や濵田さんから電話やラインが来て、動くなと。

その騒ぎの中で・・・寝ていた方が一人・・・。

パグのはなび(笑)これマジです。はなちゃん・・・もぅ・・・

はなちゃんには、広いはなちゃん部屋があるのですが、はなちゃん部屋に行くとグーグー寝とる!

あ!はなちゃんの部屋が自宅では一番安全だ!と、これ以上の余震があれば無駄な大きな家具のない、はなちゃんの部屋に全員避難するスタンバイをしておりました。

もちろん、サークルやクレートもありますし、店には売るほどある。

でも、状況を見て、とりあえず一か所に集めると決めました。

次の日は、仕事に行った雪見と弦が隠れて出てこないなど、少なからず全員がストレスを受けました。

よっちゃんは木製のサークルなので、パニックになり、木を噛み破って出てくる勢いでした(たぶんもうあのサークル壊すので、新しいの買います(-_-;)(笑))

状況によっても、家庭の環境にもよっていくらでも変わると思いますが、スタッフ全員に一応確認しました。

営業中の災害時にどう動くか。

店長は即答。私、店長ですから。帰りません、当たり前ですよ。

いのまたさん。はい、この子たちの事をします。

と、迷いはなかったです。

選択は自分たちでしてくれと頼んだので、避難する自宅へ戻るまで店にいるなら、この子たちの事をしてもらう。

と言う事になりました。

どんな災害がくるか分かりません。

まず、備えです。

ちょうどうちは鉄筋で3階も犬猫たちが使える様に工事した所で、屋上もあがれますので

津波が来るとなった時は、その選択をするのではないかと思います。

全員3階。だと思います。

私たちは日向灘を持っていますし、うちは歩いて行ける距離です。

3階に備蓄をしておくことにしました。

備蓄と言うより、在庫の一部(災害時に必要な物はすべて。スタッフもロッカーと衣装ケースに各自)賞味期限のあるものも期限はきれません(笑)

補充は3階からすればいいので(笑)

あとは、水と電気、電池、携帯の電池の充電器など、正直できる事はやろうと話しました。あと、ペットシーツがどれだけ私たちにも役に立つか・・・色々想像にお任せします・・・(^_^;)

あとは、自分たちの食糧ですね。

私がひとりの時、3階でダメなら・・・

避難所まで行けるか・・・

行って全員をまとめられるか。

私も覚悟を決めておかなければなりません。

どうするか。

選択は必ず来ます、今回の地震で得た事を次の選択の糧にしなければと思っています。

私だけ無事に避難する事は0%。

それから先、犬たち猫たちを置いてきたのに生きられる精神は持ち合わせてないです。

避難する選択がでるならば、ほんとに保健所の人に聞きたいし、指示がほしい。

ペットショップはどこへいけばいいか。

避難所ヘは行きたくない。

先にも書きましたが、犬や猫、ペットちゃんと生きている人にとっては、この子たちは自らの命と同価。

家族ですから。

お子さんすら煙たがられたり・・・。

では、なにが一番優先なんだろう。

人の命以外に大切なもの・・・

私のように自分の命を掛けても守る、守りきれなければその先、生きた事を後悔するくらいまでは予想ができる人はいると思います。

命を掛けるは違うな・・・

一緒に助かる。

家族も友達も犬も猫もペットちゃんたちも。

ここで私の役割は「ハウストレーニング」をしておく事。

うちの子たちのオーナーさん達には飼育説明の時に必ず話しています。

「待機」することが必ずこれから先あると。

雷や花火もそう、パニくった時は、クレート(キャリーバック)が一番いい。

全員1つ、もしくは小型は余裕で2頭入るもの、エリーとよっちゃんが入るサイズもある。

うちは物はきちんと見直して補充して行く物以外は、ほとんどある。

それをどう使い、どう動くか、どう選択し、判断するか。

みんなで生き残ってやる・・・・。

生きる意志は何よりも強い。

 

九州はひとつになり

被災した方とどうつながるか

これからまだ先は見えないけれど復興の道はあります。

復興の道を考えている間にも、今この時地震や災害は待ってくれるとは限りませんから

のど元すぎればの前に、私はやる。

この子たちを生かす前に自分を生かす事を考えなければ。だと思っています。

でわまた。