ペットショップ・るんるん

DIARY

題名:悲哀のプロセス

2016年04月05日 by おかぴ

こんばんはーおつかれさまです(^-^)

今日「も」いのまたさんが、休日出勤(笑)

いや、来いって言ってないですよ、言ってないよー(笑)

よっちゃんに靴を急ぎアマゾンで注文してて、今日よっちゃんの靴が届くはずだったんですが・・・

いのさん、その靴を見に来ようかな~(^_^)と言ってたので、来るなら散歩の時間に来てよ~と言ってて(やっぱ言ってたわ(笑))

ほんとにジロと昼ごろ来てくれて。靴はまだか靴はまだかと待ってました(笑)

で、宅急便の車が来て、キタキタキタキタ!と、いのまたさん、ボールペン(サインするために)まで用意して待ってたのに、馴染みの宅急便の配達の兄ちゃん、うちに止めてセブンに行きやがったパターン??

超笑ったね・・・はまちゃん、いのちゃん・・・。

でも、フェイントをくらったにも関わらず、サークルが届いたのも15時くらいでしたよね!と、はなちゃんとジロとちわわ軍団と外でしばらくワイワイやって。

それから次はデカいのを張り切って、市民の森のおっきい方へ遊びに行きました(^-^)

靴靴靴と待っているのは、よっちゃん王子、右足の肉球をすりむきましてね。

そんなひどい傷じゃないんで、まさかとは思ったけど、地面に足をつかなくなって(笑)

オイオイオイオイオイ、かんしで挟まれてもあんまイテッ!!ってなってなかったのにあんた、そんくらいの足裏の傷で痛みがあるの???

先生の前じゃ仮病だったんじゃねぇの?(笑)

先生も診察台の上じゃ我慢する子もいるからって言ってたけど、確実に右足の痛覚あるやん!!

また怪我してしまうのは避けたい、今後アスファルト対策で早急に頼んだって次第なんです。

でも、それ見に来る?(笑)

お買い物に来てた、はなこのままも「は?靴見に来たとね~(笑)」と笑ってました。

O

よっちゃんと歩いてると、結構注目かなり見られます。

人の車いすの方はそんなに見られない時代ですがね(笑)

犬はやっぱまだテレビの世界みたい。私も実際見て使ったのは初めてですもん。

「テレビでよーみるわ」

「事故ね?」

「かわいそうやね~」

「うちん犬もあんななってよ、でもどっか行ったがね」←は????これは一番びっくりした。振り返ってばやんの顔見ましたもん。

結構、特にじやんばやんがすごい事言いますが・・・まじ色々とびっくりすること言います(笑)

まぁびっくりするんでしょうけどね、こんなデカい2人が歩いてるから(笑)め、目立ってるわね・・・。

でも、若い家族とか、普通にわんちゃん飼ってるんだろうなぁって人は、にこにこして見てる。

ちょうど、小さいブルーの子ども用自転車に乗ってる子がいたから、おばちゃんの犬と一緒やね~と言ったら、照れてニヤッっとしてどっか行きました(笑)

で、あーこの人はまじやわ~って人は、触ってもいいですか??と聞いて。ビビるよっちゃんの前に「座って」くれる。

で、エリーが横から割り込んで馴れ馴れしくする(笑)

ま、面白いもんだな~と、よいしょよいしょ~の毎日です(^-^)

http://handicapped-dogs.jp/

あたしですら、車いすを使う事が初めてだし、今不自由になってる子も何人か知ってるし、介護の時代にも入るし。

よっちゃんへ頂いた車いすのサイトなんです。

ぜひ、見てもらいたいな~と思って。

一番いいのは、オーダーメイドじゃない、調節が自分でできる。

で、「軽い!」んです。壊れても替えパーツがちゃんとある。これは助かる。

 

エリーもよっちゃんも、ぶっちゃげ、死ぬ犬でしたがこうしてわっしょいわっしょーい!と、みなに溺愛されている。

よっちゃんへの車いすも、山下さんが言ってたけど東京の支援者の方から頂いたって。

最近いつもよっちゃんの後ろ姿をみて思うんです。

Oとてもきれいだと。

すごく美しく思いますよ、ほんとに。

たくさんの人の愛情や想いを車輪に変えて前へ前へ歩いてる。

笑って歩いてますよ。

 

市民の森の芝生はほんっとに足にいいので、フックからはずして上手に歩く練習中の様子~

(足悪い子、ひざ悪い子はお散歩は芝生がいいよ)

そうそう~いっちにいっちに!思い出して~思い出して~あ!さぼっちょ~またさぼっちょ!(笑)

 

よっちゃんはこの車いすを使って、山下さんたちや保護家のスタッフさん、ボランティアの皆さんに運動をさせてもらっていなければ、自分で立つことはできなくても、立つ姿勢になり、自分で前へ進むことをさせてもらっていなければ、よっちゃんの犬生は、心身ともに確実に違っていたと思っています。

先日も保護家さんのボランティアさんがよっちゃんに会いに来てくださって。

ほんとに大切に思われ、大切にされていたんだなって、みなさんの様子もよっちゃんの様子をみながらしみじみ店長と話してる所です。

大切にされていない子とかは、あたしたちはすぐ分かりますけどね(笑)

少なからずお預かりする子たちの中でそのような子には会いますから。

でも、あたしたちには素直になってくれたりすることも多いかな。

家じゃ噛みつくーとか、吠えまくるーとかおっしゃったりするけど。

 

あとほんと、みなさんなーんも気をつかわんでください(T_T)色々持ってこんでいいです~

山下さんが「うちのスタッフが会いに行ったら何か買って帰るよう言ってあるから~♪買わせて♪」って言ってたけど、これもマジやし(笑)

宮崎市内だしね、通りすがりに寄れる所によっちゃんいるから。

よっちゃんのお引渡しの最後、よっちゃんにバイバイの時に、山下さん「よっちゃんはいつでも会えるから・・・」とポツリ言い残して車に乗って。(県外へ旅立つ子もたくさんいるみたいだから)

ずっと山下さんを見ているよっちゃんを窓から振り返って見てた。

2人は何を話したんだろうね。

 

悲哀のプロセスを私たちは乗り越える必要がなかった。

どんなにおしっこやうんちで汚そうが、掃除や洗濯増える、なにをするにも力がいる、とりあえずなんか「かなり大変」でしょって事が、んーそうでもないよ、筋肉痛やけどね(T_T)って話せる。

例えば、エリーを今事故に合わせてしまい、命の危機にさらし、下半身の自由を奪ってしまったとしたら。

私たちは、こんなに前向きではいられないはずです。

悲しみ、哀しみ、つらく大変で、ムキムキして走り回って、ナイスバディ~プリティ~だった頃のエリーが思い出されて毎日泣き、陰では泣きわめくでしょう。

エリー自身の心が傷づいて行くのを見て耐えがたいでしょう。

すぐに切り替えなければならないと全員が思ってがんばるでしょうが、この悲哀のプロセスを乗り越えるのには時間がかかるんです。

私にとってよっちゃんは、山下さんと保護家の皆さんのおかげで、はじめからよっちゃん。

そして、みんなは社長がまたワーワー言ってる言ってる、言い出した子ってどんな子??おお~この子がよっちゃん!

私たちのはじめましてよっちゃんは、はじめから私が筋肉痛になるよっちゃんだったわけです。

 

悲哀の中で苦しんでいるお父さん、お母さん。

時間がかかる事だと、十分私も知っています。

吐きそうなくらい気持ちは分かります。

でも、一緒にがんばろう。

それがあたしたちが飼い主として存在している大義。

最期まで後悔しないように。

後悔は色々終わってからがいいかもしれない。

きょんきょんも、5だった血小板が194になったよ。これはもう正常な子の数字よ。ステロイドも免疫抑制剤も少しずつ減薬出来てるよ。

ひかりも、木曜日だけステロイドを四分の一に減らして、アルコールを飲む人が言う「休肝日」みたいな、「減薬日」を作って副作用から体を休ませられるかどうかまで、チャレンジできるようになったよ。

ばんびも17歳だよ。

亡くなった子たちの事を乗り越えられているとは言い難いけど、でもあきらめないし、悲哀のプロセスはそれぞれの子で乗り越えてきたから。

それが言いたかったと。

ひどい状況の子を保護したり買ってしまったり。うちではファミリーの子が病気になったり、年を取ったり、亡くなったりもしてる。

無責任な言葉ナンバーワン「大丈夫」。

でも、あえて言うわ、あたしがこれまでそうして生きて来てるから大丈夫。

たぶんね、誰が言うよりも説得力はあると思う、いつもこうして日記とかで書かせてもらってそれが1つの乗り越える材料だったりするから。

 

エリーと出会って、ちょうど6年になりました。

2010年の3月だったはず。

最近よっちゃんと一緒にいて、エリーちゃんももらわれたんですか?

と、エリーの事も聞かれるので、ガリガリで死にかけだったから拾ったんです~が最近口癖。

拾ったってかね、いたの。

セブンにお昼買いに行ったら、気が付いたらあたしんとこにふつーにいたの、びっくりしすぎ!!

ついでに香もセブン!!

セブン死にかけ率高すぎ!(笑)

201003_7

いつもよっちゃんと仲良くさせてもらってます~エリーだよ~こんなガリガリガリクソンだったよ~今はナイスバディよ~♪

201003_6よくがんばったよね。

餓死寸前だった、頭がやっと上げられるようになった時やねこれでも。もう疲れ切ってたね。

よく生きてた。ほんとあぶなかった。

先生が、あと1日、2日で立ち上がる事が出来きんくなったはず。脱水と飢餓で餓死してたね。って言ってた何とか助けたいって。

エリーも1年以上はかかったよ、まず体重が11㎏だったし(今24㎏プリティ♪)

それに性格が無かった。

喜怒哀楽が無い。

感情が欠落してしまうんだよね、でもがんばったよね、エリーまじで。

本当に助かってくれてよかった。

残された本能だけで生き延びようとしてきたけど、ついにそれも底を尽きかけるとこ寸前。

体も頭も全部限界で、たまたまあたしの横に来た。

そのたまたまが、エリーの最後の一滴の本能だったのかもしれない、あたしの存在を察して、振り絞って歩いて近づいた本能。

だって一緒に行った友達は先に中に入ってたんだから。あんな人がいっぱいいて、誰も気が付かんとけ?

ほんと、横にこんなエリーがふらふら~っといて、はぁぁぁぁぁぁ?!えぇぇぇぇぇ!

一応、腐ってる首輪が付いてたからね、この子知りませんかー誰か知りませんかー!とセブンの駐車場で叫んでは見たけど、だれも知る訳ねェわ!

早く!リード持ってきて!!と持ってこさせては見たものの。

エリーはもう歩けませんでした。

あたしにドサッと寄りかかるように抱かさって、そのまま救急搬送でした。

エリーが来る2年前、ブリーダーが亡くなって、そこの犬たちが引き取られたりなんたりの中、最後の最後まで残っててもう殺処分って寸前の全身皮膚も耳も腫瘍もとかいろいろボロボロ老犬だったゴールデンの「エール」、オーストラリアンシェパードの「クリスティ」。

そこの状態を聞きつけ、慌てて飛んで迎えに行った先輩。エールとクリスティをレスキューして来てくれて、あんたんとこはお店やからゴールデンがいいね。とエールを託してもらって。

エールは私たちと2年半、文字に書けば超短いけど、素晴らしい時間をくれたエール。

DSC09963

次に大きい犬を飼う事はない!だろけど!といいつつも、次につける名前は「エリー」と決めてて。

嗚呼、やっぱり来た!!エリーさん来ました~♪

名前負けと言われ続けて早6年(笑)

あたし、ほんと思うんだけど、犬や猫に恵まれるよね。

エリーをいまどき拾えるなんて、超すごくない?あたし

O目が、スイカの種みたい(笑)

よっちゃんは、あたし車いすのままおしっことかうんちさせるよ、体が汚れないから。

出来るようになってるってか、あたしは車いすを使って全部済ませられると思った、リハビリも兼ねていろいろ。

この車いすすごくいいから、サイト見てみて。

でわまた(^_^)

Oかっぱ。

目立つわね、こりゃ。。。ねぇちゃんたちはオレンジやしね(笑)