こんばんは~おつかれさまです。
あーまた日付が変わってもうた・・・お泊りちゃん、やっと寝とる。
けど、よっちゃんのしっこを寝る前にするから起きるやろ(笑)
常連メンバーたちはやっぱ慣れたもんで、ぷぷ。
るんるんにお泊りに来たら、こうだってのが分かってるので楽よ(^_^)あ、私たちもだけど、この子たちがってことね。
だから、慣れさせておくというのはとても大切です。
何かあった時に預ける、置いていけるんならいいけど、ペットホテルを利用する事になる子が多いから、一時お預かりとかトリミングのお迎えを夕方までにするとか(←うちはトリミングの子でも閉店までにお迎えに来てもらえれば預かるので)
長年やってますけど、かわいそな~よ。急に預けられたとか、しかも長くとか。うちらも超神経使うしね。
続編シリーズ
この箱は・・・ケーキファクトリーやま○ちバロン家の・・・?
どーーーーん!
お花に続いて、みんなからの贈り物っす(T_T)
どんだけーあんたたち。
ありがとねありがとねありがとね。
今度焼肉連れていくね(T_T)
トリミングが終わって、あーづがれた~あの子こいぬなのに毛玉だらけで全く・・・かわいそうすぎやる方も虐待してる気になるわ!この犬にはブラッシングとトリミングが必要ってもう絶対飼い主に言わんと(ー_ー)!!
とブツクサ言いながらと茶飲んでると、はまちゃんと店長が、ちょっとこれ開けて(^-^)とケーキの箱?
なんや~2人ともニヤニヤしてキモい。
あたしが新規の仔犬の子のすさまじい毛玉をとかし終えて、頭から湯気、鼻息がフンガフンガー出ているというタイミングで?
あたしが頂き物は先に手を付ける事はないし、先に開けてとかあんまないんで
あ~?!すげぇ。なんこれーこんな頂きものしたと?またこれはすごいねーなんて言って開けたら。
箱開けたら、ばんびが、ばんびが、ばんびがーーーー!!
一回開けて、すぐ蓋閉めました、びっくりして。まさかバロン君ちのケーキがまさかのばんび!それからも、見ては閉め見ては閉めで(笑)
ありがとう、まじみんな~。
キモいとか言ったはまちゃんごめんね~(笑)
はまちゃんがバロン君のお店に写真を持って行ったり、なんか色々あるらしくて、なんか色々で?(笑)
店長たち、みんなとも色々準備してサプライズだったようで、はまちゃん3回くらい行ったそうです(T_T)
お母さんは、ばんびちゃんの写真は食べんで~とっちょくと。だそうです(笑)
明日みんなで、おいしく頂きます!バロン君ちもいつもありがとうです!
笑ったのが、はまちゃん、常連さん?的な感じだったのかな、店員さんに、「ペットショップはまださんでーす!」と言われたそうで、超笑った(笑)
「の」が無かった・・・と言ってました(笑)
老後「ペットショップはまだ」が出来るかもしれませんね、あー笑った(^-^)
しもじもの者に見せたら、大騒ぎになったのでばんびだけ。写真撮るとかの場合じゃなくなりましたので(笑)
たぶん、こうやって走に見せたら顔面でケーキに突入です(笑)
走は、若年で膵外分泌不全を発症したので、低脂肪のフードや物しか食べさせてやれなくてですね・・・。動きも一番あるし、しかも低脂肪食なので全然太れません~(T_T)
今、私たちのスタッフ紹介をさせてもらってる所に、うちの犬たち猫たちの紹介もちょっとづつさせてもらってます。
まだ、ばんびと優次郎しかやれてないけど、あと何人おるんや・・・(笑)
何か、入力がややこしくて、時間がかかるんですよ、うちのプログラマーまじ使えないんで(笑)
今一緒に生きている子たちも、そして天国へ行った子たちも載せようと思ってます。
あたしたちの紹介よりも、むしろ犬たち猫たちの紹介や亡くなった子たちの生きざまを少しだけでも書いた方が逆に信頼を得られるような気がしてます(笑)
あたしたちより、犬や猫に興味のある方が多いでしょう?(笑)
それにずっと私とペットショップるんるんと生きているのは犬たち猫たちですもんね、スタッフ犬とかスタッフ猫の形容では拙いくらいなんですけどね(笑)
そうですね、ばんび・・・・。
就職してばんびを初めて見た時の鮮明な感想「なんじゃこの犬はむちゃくちゃかわいい、ちっさ!!」
一緒にこいぬ達のショーケースの中にいたので、販売の子かと思ってました。
そのとなりになごみちゃん。そのとなりによっちゃん(本名:よっと)がいました。(今話題のよっちゃんじゃない、先代よっちゃん(笑))
3人が社長が繁殖業をスタートさせる時にいた最初のメンバーでした。
3人ともショーケースの中で育った、あとはトリマーの先輩たちが狭いですがトリミング室で遊んでくれる以外に動きもなかったみたいで、小さかったです。
よっちゃんはまだ半年くらいだったと思います。やっと疥癬が治った頃だったみたいで。すごかったんだよって和田さんが言っていました。ガソリンみたいなので洗ってたとか。
そして食べなかったです。偏食というより、食事に楽しみが無かったように感じました。
朝は、にぼししか食べないとか?何か覚えてないけど、先輩たちに支持されて与えたものがフードだった気はしません。
そして、少しづつばんび・なごみ・よっと(この3人は、3人で1人)を知るにつれ、そしてまだ客観的に店の中や従業員が見えていた時期なので、ばんびがとても不憫に思うことが多くなりました。
「人に媚を売る」
のが、この子の処世術なのだと。
15年も前になりますから、ペット業界の良い事も悪い事も今と昔を比較対象にはできない部分もあります。
私は、大卒でトリマーになって就職した珍しいパターンだったようでした。
父には口が裂けても言えないし、離れてるんでどうでもよかったですが、知れた時は「犬猫洗わせるためにお前に投資したんじゃねぇ!!」と言われて、はいはい、そうですね、予想通りでしたよ。
こんな時代だったんですよ。犬猫。
あー時代と言えば~私が2年くらいした頃に、ダックスの「ブーム」ってやつがきました。チワワはちょっと後でした。アイフルのCMですさまじい事になりました。
ま、就職してしまえばこっちのもんだしそんな時間も金も余裕も無くなって、働くしかなかったので(笑)
でも、犬猫を洗うのは辞めようと思った事はないけど、店を辞めたいじゃなくて、辞めようと思った事はありました。
犬猫を洗うための仕事に就いたはずが、当時はノートパソコンやプリンターなどを持っているのが私くらいで、ネットも電話線に差す時代でした。23時から使い放題になるやつ(笑)←わかる人いるよね(笑)で、もちろん固定電話その間使えないってやつ。もちろんフロッピーディスクの時代です。友達がレポートの印刷でプリンタを使いに来てました。
色々と犬猫以外より使えるわと思われたのでしょうし、まぁ、やれと言われた事はできましたから、でも犬猫を洗うために雇われたんじゃね~な~と思い半年頃に、社長にその旨を伝えましたが、辞めさせてもらえませんでした。
まぁ、割り切って最初はきたねぇ店をそうじして~とか在庫むっちゃくちゃやなとか、あーきたねぇあーきたねぇと掃除や洗濯ばっかりしてました。理由は汚いから、タオルないと困るから(笑)
言われなくても暇なら犬に触れないので、掃除、洗濯(笑)缶詰並べたり、ラベルきれいに貼りなおしたりとか(笑)勉強になりましたよ、商品の事もたくさん。興味もあったし掃除しながら全部覚えてました。
トリマーの研修生をインターンシップで預かった時に、日誌を書いてくるんですけど、それに、掃除や洗濯が「雑用」って書いてくる子がいます。
そこは、必ず間違いを正してやらないといけない所なので「掃除や洗濯」は超重要任務。すべて犬や猫のため。
これが出来なかったら、午後トリミングで使うタオルは?お泊りの子のこいぬ達の毛布は?ベットは?
掃除ができなければどうなる?これだけ犬や猫がいて、犬や猫が出入りして。病気や感染症、ショップ内で起こるよ?
あなたが一人でトリミングサロンをやろうと思った時、たぶん一枚でも洗濯物を出したくないから考えてタオルは使うと思うよ。自分が建てた、自分のサロンの掃除が雑用だとは絶対思えないと思うよ。程度まで分かってくれればいいとは思います。
履歴書にまでやっぱそうなんだな~と思う事も書いてきます。「きれいなお店」というのが入ってます。違うよ、店のすべての場所、11年一度も朝・晩欠かしたことのない掃除、消毒とかがあっての事。「きれいにしている店」と表現してもらわないと納得できない私です(笑)
志望動機が、ペットショップの掃除や洗濯にも重きを置いてがんばりたい!と書いてあれば、採用(笑)
あなたたちが、これから「犬や猫のために」この重要な任務をしていくのよ。って。
あの時、社長が「もうちょっとやってみたら?やってもらいたいんだけどね」と言わなければ
あの時、ばんびとなごみちゃんとよっとが並んでいなければ
私は生涯、犬と暮らす事はなかったかもしれません。
ばんびは、繁殖犬を続けながらではありましたが、私の家に連れて帰ることの許可がおり
ばんびが本当に引退をして、私が飼い主(所有権)になったのは、ばんびが5歳すぎくらいの時でした。
ばんびがこの世に残してくれた宝物たち、何頭も何頭もの子ども達。
アンちゃんはどうしてるかな・・・(一番最後の子)アンちゃんだけ、繁殖に残したんですけどね。
でも、私が引き取れた人数、引退を待つ時間にはやはり限界があって
ばんび
なごみちゃん(マルチーズ)
よっと(ダックス)
ぱいん(コーギー)
かんな(バセット)
るんるん(ボストン)
きゅーちゃん(アメショー)
この子たち全員とは東京では住めないので、実家に帰って、食べさせていかなきゃいけない。
それからペットショップるんるんをオープンしました。
この子たちと多くを苦楽を共にしました、でも一緒に最期まで生きる事が出来たので幸せです。
思い出したくないのは、最後かんなとぱいんを迎えに行って連れて帰る時の、まだ現役の他の繁殖犬の子たちの顔です。
「おかぴぃ?」
「きょうはいつもとおようふくがちがうね、かんちゃんとぱいんちゃんはさんぽ?」
と、かんなのケージの横の狭いケージに姉妹で2頭入れていた(2人で入れるしかなかったんです・・・ケージも場所も足りない!)ヨーキーの「ゆり」と「らん」の顔。
ミーコの顔・・・ひなの顔・・・しろこ・・・まだ若いこれからも子たち・・・
私が連れて帰れるだけ連れて帰れば、ケージと場所が開く。
でも、今思えば、その場所には新しい子が来て、ゆりとらんに、部屋が与えられる事はなかったかもしれませんね。
あれから一度もあの地下室へは行ってません。
でも、ゆりとらん、他にチワワとパピヨンはトリマーの男の子が引き取り、るんるんのお母さんのらんらんも支店の子が引き取り、誰々が誰々を、と聞いたりしていました。
多くの子がお客さんにもらわれたり、スタッフが連れて帰ったりしたそうです。
たぶん私と和田さんの最後に残した伝統は受け継がれたんだと思います。
「この子たちの事を後回しにしないで。」そして「終わったらだれか連れて帰ってあげて」
何よりもこの子たちのことをするという教育は、最後に教えたトリマーの子2人が、ものすごくいい子たちで。(1人は独立して立派にやっていると思います)
この子たちがまた、下の子たちに引き継いだと思います。
ミーコがどうしてるか一番気がかりでしょうがなくて・・・。(ジャックラッセルの子で、本当は一番もらわれそうもないミーコも連れて帰りたかったけど、まだ若くミーコはお産が残ってて。で、後で何かの病気になってどうのこうのまでは聞いてたけど・・・)
でも、ある時、フェイスブックにミーコ???
まじか?!ミーコか?!
あ、まだお店にいるんだね。
ミーコや~!よかったぁ~元気そう・・・。
社長ミーコまだ飼ってくれてるんだ(^-^)
超泣いた。まじで。
それに、社長は繁殖も生体もやめているようでした。
こいぬ達が入っていた、使っていた所に、トリミングやお泊りの子がスタンバイしてました。
社長は、良い人でしたし、優しい人で、犬や猫がとても好きでした。
でも、20年前、若くでペットショップを3店舗持ち、一店舗は都内のど真ん中。
一生懸命だったんだと思います。
ただ、色々と無知だったし、まだ犬屋の世界「犬なんてそれぐらい、猫なんてもっとそれぐらい」の一昔前でした。
ばんびは、その社長が一番最初に飼った繁殖犬です。
あれから、どれぐらい数が増えたかはわかりませんが
その頂点にいたばんびが、まだ生きている。
あんな缶詰並べてばっかりいたペーペーの私が社長となり、ペットショップるんるんの私より上にいる。
ばんびは希望を持ってる。
そしてもう、媚を売る事なんかひとっつんない!
ばんびらしくこれからもみんなに愛されて欲しいな。
ばんびたちと働いた若い頃の話で夜が明けるので、この辺でやめとくわ(笑)
ほんとに鮮明に思い出す。
1週間前の事は思い出せんのにねぇ。
ばんびが生きている間に、ちゃんとあたしと犬たち猫たちがたどってきた道を、いのまたさんやせおちゃんに、はなしたいな。
たまに話すと、びっくりするから。
え?これぐらいで?って(笑)
これぐらいでびっくりてあんたたち幸せ~みたいな(笑)
でもねぇ、それでいいの。私たちが経験したびっくりはね、もういらない。
いのまたさんやせおちゃんのような子達が一人前になり、今自分たちが学んでいる事がんばっている事をまた伝えていってほしい。
何が正しくて何が間違いかなんて後になってからじゃないと分からない事もあるけど、もう私がそれは間違いだという事が分かっている事が多いから、伝えたいな、特に将来を担うこの2人には。
60まで生きれば十分と母は言うので、それまでに本を1冊書いてみたいと思ってます。私たちの昔ばなしを。
でわまた