こんばんは~おつかれさまです。
わたくしの愛犬の中の2人。
マルチーズがひかり。ダックスがきょんきょんでございます、よろしくです(^_^)
ひかりは、低たんぱく血症。
きょんきょんが、血小板減少症。
ざっくりと病名を書けばこんな感じです。
2005年6月20日生まれのひかり。
2005年7月1日生まれのきょんきょん。
発病した(発見した)のが2015年11月22日(ひかり)、11月9日(きょん)。
2人とも大病ですので、他にばんびとるんるんも抱えていましたし、ダブルでこんな大病は・・・ありえんやろ。と思いました。てか、あっけにとられていたというか信じがたいというか。
その約1か月後にるんるんが空へ。
ばんびは生きてますよ(^_^)毎日ありがとねありがとねばんびちゃんパピヨン♪です
ひかりは、劇的に症状が出て、ちょっと初めから猶予がなかったです。
ひかりは小さい時からのかかりつけの院長先生がちょうど学会か何かでいらっしゃらない時に、すさまじい症状がでてしまい・・・重症であったにも関わらずきのした先生に初診(ひかりが)で見て頂けて。
院長もきょんきょんを連れて行くたびに、ひかりちゃんは?ひかりちゃんは?と聞いてくれて。
きのした先生もきょんきょんの話をするので、きょんきょんちゃんは?きょんきょんちゃんは?と。
2人の獣医師に見て頂いている気持ちになります。本当に心強いです。お2人とも察してくださっているんじゃないかなと思っています。ダブルで重病を抱えてしまって、大変に看病も通院も金銭的にも大変に決まっていると。
きょんきょんは、雪見と一緒にワクチンと健康診断へ行った時の血液検査で「たまたま」発見。
ひかりとは逆の沈黙の症状。外からは何もわからないんです。
血小板がないので当たり前ですが外傷と呼ばれる類の事が起こると、必ず点状出血や内出血は起こします。
しかし、血小板がほぼ無いにもかかわらず、自然出血をしないんです。
鼻から目から、血尿、血便、頭を打てば脳内出血とか即死もあるだろうし、打撲でも内臓から血が出るでしょう・・・。
沈黙すぎて怖いです・・・。
ひかりの方が症状が劇的にでたので、今の元気な状態になるまでの看病は大変ではありましたが
きょんきょんは即死の可能性もある。
でも、2人とも岡家のいつも通りでみんなで乗り越えています。
で。
ひかりは16日、きょんきょんは本日。
治療の成果が出てきました!!!!
この数か月、年末を含めて、ひかり、きょんきょんの病院へ行って帰っても黙ったままスッと2人を連れて帰ってしまうんで、はまださんも私が店に帰っていつも通りな感じにしてたのではじめ何も言いませんでしたが。
きょんきょん、上がった!上がった!
うっそ、まじ?うわーよかったーーーーー!!
で、いのまたさんにも言うと、えーーーーーーー!!!!ほんとうれしい!!!うわ~よかった~。あーきょんちゃんをわしゃわしゃしたいー!いや、でもまだまだこれからですね。と我に返る始末(笑)うちのスタッフたちのきょんきょんの扱いは、超こわれもの注意(笑)抱っこするのもプロのみなですが、こわい~ひぃひぃ言ってます。いつもみんなありがとう。
母も、上がった?!!よし!!やった!!!とかなりのテンションでした。
きょんきょんの報告でワイワイでした(^_^)
そう、でもまだまだ通過点。
長く丁寧で慎重な治療は続いて行きます。
2人の発病してからの血液の検査の紙。↓これだけ採血を受けたり、他の検査もたくさんがんばっています。
一番見て頂く簡単な所は、血小板が「5」。右側、148~484が標準値。
5ですよ。
それからも、ステロイドや免疫抑制剤、抗生剤などを種類を変えたり量を変えたりしながら治療してきましたが、上がったり下がったりの繰り返し。
そして、シクロスポリン(免疫抑制剤)に反応がでました!!
あがったーーーーー!!!
院長先生も宮田先生も支えてくれていたトリマーさんも、みんな超笑顔!
院長先生はよかった!とりあえずはほっとしたという笑顔と、あとはシクロスポリンとステロイドの量と使い方を考えて指示がでました。
標準値の一番低い148のまだ半分ですが、一番低いけど標準値に入っているの子の半分はキタ!!
まじうれしくて、受付の金丸さんにまでホラホラホラよかった~と話す始末。
それからあと、血小板数の下、MPV・PDW・PCTなども、検査機械で計れませんという数字だったのが、計れている(^_^)
がんばりますね。
とにかく、打撲や怪我をさせない。いままで通り気を付けて気を付けて。そして、治療をきょんきょんと一緒にがんばります。
数字が150くらいまで上がれば、ステロイドをゆっくり減らしていくからとおっしゃっていたので、目標はステロイドを減らしていけるかです。
ステロイドはマジすごいしこれまでどれだけの病気を治したかという薬だけど、一日でも早く減らしたい。
そして、16日にステロイドの量を一足先に減らせたのがひかりです。
減らせてから、ぶり返すなんてことはよくある事だから、とにかくまだまだなんだけど
同じシクロスポリン「アトピカ」(製品名)に反応がでたひかり。
(実はまったく病気は違っても、2人とも第一第二選択薬は同じなんです。ステロイド・免疫抑制剤)
先生方は、ステロイドは出来るだけ早く減らしたいです。
あたしも、本当に一日でも早く。ひかりは副作用のオンパレード・・・。まだ内臓の数字が耐えられる範囲なんで大丈夫ですけど、多量に長期投与は違った形で命に関わることがありますから・・・ステロイドの使い方、量、期間、減らし方、獣医の技術の一つだと思います。
これがひかりに猶予がなかった時の数字。(機械がちがうので数値が違いますが)
ALTというのがアルブミンの数字なのですが、1です。
TP たんぱくが3です。
これは、もう腸からたんぱくがダダ漏れ、そしてアルブミンが1レベルになるともちろん血管から水分がでてくるので、腹水・胸水がたまります。
ひかりはあっという間に胸水がたまってしまい、胸水は抜ながら、入院治療をし血漿を入れたり、ありとあらゆる処置を受けました。でも、そう簡単にはひかりの数字も上がりません。
ステロイドは絶対にはずせませんが、考えうることをすべて消去法のような形で治療や投薬をしながら16日
たんぱくが5,1
コレステロールが113
上がりました!
きのした先生、ガッツポーズしたんですよ。「よっしゃ!」上がった!って
上がってきたとはいえ、まだ標準値の一番下に行くか行かないか。
たんぱくもあがってきたことから、ステロイドの量を減らしました。
これから、きょんきょんと一緒に長い治療、病気との共生が続きますが、自分を信じ、仲間を信じ、先生たちを信じ、この子たちの力を信じて一緒にがんばろうと思っています。
とりあえずは、2人とも上がらない・・・上がらない・・・効かない・・・反応がない・・・の暗闇から光が差しました。
ひかりは、この病気の子は3割がなくなり、3年生きる子が7割?とか、予後、生存率の話もありました。たぶん3年と書いてあった気がする・・・あまりにもつらくて読めてなかったですね。てか、先のことより今どうしようでした。
あくまでもデータと本を見せて頂きました(リンパ腫等の可能性も全く否定できない段階でしたので)
その時のひかりは3割の子たちでしたから・・・ちょっともう真っ白になってたんで数字を間違ってたらいけないんですけど、今は7割の子たちに入れてきたのではないかと思っています、たぶんですけど。
2人とも完治はしませんが、1年後1年半後とか少しづつ少しづつでいいから、薬のまない日があったり、再発をくりかえさないでいいようにと思います。
今、懸命であることが、再発や予後、生存率に関わると思うのでがんばりますね。
まだまだこれからです。強い薬を使っているから手厚い治療を受けていて、標準値の最低、もしくは最低値の半分ですから。
でも、限りなく0だったもの、成果がでなかったことが出た事は、素直にみんなで喜ぼうと思います。
でわまた