ペットショップ・るんるん

DIARY

題名:もふもふさん。

2015年09月28日 by おかぴ

こんばんは、おつかれさまです(^_^)

1443269049008休みじゃー休みじゃーきょーは休みじゃー!

って、いつも休んでんじゃん・・・って聞こえたよ!はなこのママ!(笑)ウソウソ

ボーイがもうすぐ帰る・・・帰る・・・。

ボーイが帰ったら、死んだと思う事にする予定です。(笑)

 

ヨーキーの姉妹ちゃんがもうすぐ来るからねー(^-^)またこれ楽しみすぎる・・・マルにヨーキー・・・ぐふふ

 

さて。

「ペットショップ」の岡愛子、「岡愛子」のペットショップです。

意味ふ・・・。

私の最も苦手とする、取材のお申し出があって。

その類は、ほぼ断り続けて何十年。

ぶっちゃげ、編集された後を見るのが苦手でして(^_^;)

とりあえず今回は、お受けしてお話をしてみようと思いました。

O9月1日に発刊されたばかりの、「もふもふ」さんの取材です・・・ドキドキ。

内容は、ぜひ店頭にも置くことになりましたので手に取って読んでみてください。

さすが、代表山下由美とそのスタッフさんが創った渾身の一作目。が正直な感想でした。ぜひ、読んでみてくださいね。

店長とはまちゃんに、もふもふーと言ってもらえばいいと思います(笑)

山下由美さんは、あの有名なひまわりちゃんの「奇跡の母子犬」の著者。

お店にもご自由にご覧下さいと置いていました。

私もあの時、リアルタイムで山下さんたちや、猫カフェうたたねさんの橋本智子オーナーのブログを拝見していたので鮮明です。

ひまわりちゃんだけではなく、殺処分を待つ子たちの写真を撮り、記録を残し続けていたそのブログは衝撃でした。

実際、るんるんのみなさんからお預かりする募金の入れ物の写真は、うちのビオラたちと、山下さんの写したもうこの世にはいない子たち。

私の写真だっておっしゃって(笑)パクってたのバレた

更新される実際にブログをみながら、これが毎日起こっている事なのかと驚愕し、そこから私個人の考え方や、ペットショップの岡愛子の人としての在り方に大きく影響しました。

山下さんにはお買いものに来て頂いたり、忘れもしないお正月に目も開かず弱った子犬を連れ、ミルクが足りないから買いに来たんです・・・と、くそ寒い中自分はスリッパでこいぬ達を温めながら。

この人もこの子たちの命になりふり構わない人だと思いました。

正月ミルクも哺乳瓶も売ってまするんるん♪(笑)

店長は、たまにですが、うちは特に、子猫のミルク、哺乳瓶2種類、替え乳首がそろってなくて欠品してると、ない!ない!てんちょーない!と私が騒ぐので、かわいそうです。(笑)

発注かけてるはずですが(笑)ない!と思うと超不安になるんですよ、いつなんどきだれがどこからやってくるかわからないんで。

本当は、常備している仔犬や子猫のミルクの賞味期限が切れるようになり、私がギャーギャー騒がなくなる日が来るのが一番なんですが。

なりふり構わないのは私も同じ。たぶんあきらめの悪さも同じだと感じましたが(笑)

山下さんはミルクを飲まない、とおっしゃったので、仔犬を拝見させてもらうと、こりゃ確かに飲まないな、もう自分では飲めないだろうな。と思い、カテーテルでミルクを胃に直接入れる方法で救命してみてと、やるのを見ていてもらいました。

ちょうど、カテーテルとシリンジもうちにあったんですよね。(なかったらアウトでした、これは動物病院へ買いに行かなきゃいけないので)

実際、私も先輩のを見、教わり、いざやるとなった時は、本当に怖かったです。もうこれ以外この子を生かす方法がない。

しかも刻を争う。

どのみちあたしがやらなければ、できなければこの子たちは死ぬ。

刻を争う小さな新生児を握り本気で思いました。その時覚悟は決まりました。

できるかできないじゃねぇ、やるかやらないか!ぜってーあきらめねぇ!ぜってーしなせん!

弱った新生児をにできる事は限られています。ただ温めてやることしかできない時もたくさんあり、無力さに憤ります。

このカテーテルでの授乳というか強制的ですが、これが出来るようになる事は、最強の武器になりました。

何度も何度も、弱い子が助かりました。でも助からない子もいました。

先輩の産まれた子犬を救命する技術や、まずお産を成功させる、取りだす技術。そしてあきらめない、現状を正しく認識する能力。

1流のプロフェッショナル。1流のアマチュアであっても、3流のプロにはかなわないと聞いたことがあるのはそれかと思いました。

本当に感謝しています。多くの子が幸せになっています。

山下さんから、後日お話しした時に、やはりカテーテルでたくさんのこを助けられたと聞いて

よかった(^-^)

と思いました。

先日山下さんとお話をしたときは、山下さんたちの「いのちのはうす保護家」の子たち

Oのおうちがなかなか決まらないんです。と話されていました。

・・・しかしまぁうちも決まらないから(笑)

でも、私は「売る」努力は惜しまないです。

でも、私は「売る」相手は惜しみます。(なんか日本語ちがうね(笑))

もっとボロクソ言えればいいんですけど、お客さん来なくなっちゃうとつぶれるから、ちゃんと黙ってますよ。

口癖みたくなってますが、私は犬屋。私は経営者。

保護活動をされている方とは、とかく相性の悪いペットショップの長です。

そもそも、なぜペットショップが世間のやり玉にあげられるのかは、ペットショップが全くなってないから。

でも、そのなってないところから、世間は犬や猫を買うんでしょ、何十万もするのに。

そりゃ、小さい犬、スタンダードがある純血から選ぶのが現状分かりやすいし、飼育しやすいよね。

うちのお母さんがエリーを飼えるかと言えばムリ。

エリーもお母さんも幸せになれない。たとえば飼育できなくなれば放置や遺棄になる。

でもさ、世間って無責任すぎるんだよ。

買う側も、全くなってないんだよ。

全員じゃないのは当たり前。きちんとされている人も多い。

でも、後から意外とペットショップをやり玉に挙げる人に限って、自分が大失敗、間違った買い物をした人が多い。

売り買いの世界、知恵比べや功名な話術、テクニック、そして目の前の仔犬仔猫に、なにも聞こえなくなり、飼育環境や仔犬仔猫に関する見るべきところは見えなくなり、値段も見えなくなり、思考力想像力は機能しなくなってしまうんでしょう?

何かあった時、育てるのにうまくいかなくなった時、自分の都合が悪くなった時、誰が一番被害を受けるの、誰が一番苦しむの、誰がかわいそうなの?

こいぬやこねこ!!いぬたちねこたちでしょ!!

考えないと、ちゃんと!断固たる決意を持って迎えないと。

もう人のせいにはできないんだし、この子たちの代わりなどいないの。

この子たちは、一生飼い主を忘れないんだよ、何をされても何があっても飼い主を思い続ける。

パーフェクトではない私、パーフェクトである事は何もないけど

今思っている事は

人が変わらなければ何も変わらないですよ。

私も世間も。

諸悪の根源は「無知」です。

無知が蔓延しすぎているのが、まだこのペット業界じゃないでしょうか。

暁を育てていて、心底思いました。

「愛おしく思う事、慈しむ事」

私の会社名、株式会社フォスターは「慈しむ、友愛」なんて意味があり、つけました。

これから、私がすべきことは

私は私で、ペットショップとして正しくあろうとあがきつづけ

すみません、上から言ってしまいますが

「1人でも多くの優良な犬飼いを育てる事」が、今の保護活動、矛先ペットショップの現状を変えていく術だとしか思えません。

犬や猫がこの世からいなくなればいいのに。とまで考えた事もあります、そしたら店を悔いなく閉めれるとか(笑)

それはムリ。15歳以下の人間より、ペットちゃんの方が多くなっちゃった国ですから。

そして、私が犬や猫と一緒に死にゆくせめてもの間に(笑)若いトリマーをしっかり根っこから育ててほしいし、私たちも努力し続ける。

トリマーは、ペットショップにおいては、最大の労働力。稼ぎ頭。専門学校さんお願いします、手先よりもまず心を。

生体販売の話になってしまいましたが、だらだら書いたけど

ただ、大切に育てて、大切にして頂けるオーナーさんへの橋渡しをする事、そして一生背後霊みたいに付いていくこと。

そして、繰り返し上からものを申します、私の揺るがない気持ちです。

良い犬飼い、猫飼いを育てられるよう私の力を発揮できるよう尽くします。

人が変わらない限り、どうにもならない。

山下さんたちも同じ、誰しもが同じ、何の為にこんな思いをして・・・犬たち猫たちのためにきまってら。です。

そして、飼い主さんのためです。

犬猫だけが幸せでもダメ、飼い主さんも。

一緒に笑顔でいてくださるよう、私たちペットショップるんるんは努力します。

なってないときは、うちのファミリーに必ず怒られ、そしてまたがんばろうと思うはずです。

るんるんっこファミリーの言葉が一番ドーーンと来ますから、やっぱ(^_^)

あ、でも、そんな怒らんでね・・・

これからも、どうぞよろしくお願い致します(^_^)

でわまた。