こんばんは、お疲れ様です。
3じ。眠れないんです。
るんるんが危なかったです。
何とかICUなどに入り、処置がギリギリ間に合って、生きてます。
なぜか院内では食べるのに、家で食べてくれなくて不安です。
もともと痩せているのに、ガリガリになってしまっています。
私は、二度と自分の犬や猫が死んで、後悔だけはしないと決めていますが
自信がなくなってきました。
るんるんもなごみちゃん(東京に帰った和田さんのマルチーズです)も重症ですが、がんばっています。
まだ、してあげられることがあるし
させてくれることを私に与えてくれているので救われます。
2人ともがんばっています。
るんるんに関しては、出生から話したいと思います。
東京で勤めていた、ペットショップで生れました。お母さんはらんらん。超いい子で可愛い子でした。狭いケージですぐうんこまみれになっていましたけど。
お父さんは、チャンピオンの名前忘れたな、何とかくん。よくお店にお泊りにに来てました。両親とも、よい子で大好きな子で、ボストンテリアは超ウケる犬なので可愛がられていました。
らんらんが帝王切開だったけど無事出産をし、5頭の赤ちゃんが誕生したと聞いていました。
よかった~とみんなでよろこびました。
お店の地下室に、トリミング室とホテルがあり、そこで繁殖犬は暮らしていました。
発情が来たら、私たちが報告でした。
社長も決して悪い人ではなく、私は今思えば、社長も若かったし(今の私くらいでしたから)今の私のようにペット業界に翻弄され、繁殖業に踏み切ったんだと思います。でも、男の人だから、あれこれきれいにできないんですよ・・・。
だから、よく私は繁殖所の掃除や喚起やサークル洗いなどに行っていましたが
頭数が増えるごとに、社長も店にいる事がなくなり、そちらへ専念せねばならない事もあり、私も店長として店やトリミングホテル新人を抱えていたりしましたし
浅はかな管理で、ジャックラッセルのみー子と、パピヨンのゆりのサークル(通常ケージですけど)が隣で、朝掃除とご飯を持っていくと、パピヨンの赤ちゃんをみー子がサークルから引っ張り出し、赤ちゃんの上半身を食べちゃってて、下半身が落ちていた時は、そっと赤ちゃんを抱き、腸が出ていたので。そしてきれいなタオルを持ってきてくるみました。
決してみー子が悪い訳ではありません。「ジャックラッセルテリア」であり、お産後ですので、そしてみー子は普段からそういう凶暴的な所はなく、テリアの「本能」だと言うことは、みー子をよく知る私たちは、赤ちゃんにもみー子にも涙をながしながら仕事をしました。そして、何でサークルなわけ??最低やわ!とみんな憤りました。
お産で亡くなった子も何頭もいました。きつかったです。朝来たら生まれてて、親子ともども死んでいて、最低でした・・・。
行くたびにつらくなって、本当に行かなければならない時だけに行くようになったと思います。
ある日、社長に用事でこっちへ来てくれと連絡があって、行ってみると、玉のような赤ちゃん達や私たちのお世話をしているみんなが、超がんばっててよろこんで、あとでこっそりおやつを持ってってやろうと思いました。
その時、えっと気が付いたのは
なんか干しイモが動いている感じの赤ちゃんがいました。
らんらんのおなかからはじかれて、すみでもぞもぞしてた
それが、るんるんでした。
社長に、この子小さくないですか??未熟児ですか??生きてますねまだ。
5人兄妹の、1人だけ男の子、あとは4人女の子でした。他の子は、ボストンのミディアムサイズの子なので、デカかったです。るんるんの妹の女の子の1人はチャンピオンになったと聞き、宮崎に帰ってから聞いた事だったのでうれしかったです。
妹ちゃん、たぶんお父さんに似たな・・・と(笑)るんるんもブリンドルです。たぶん妹ちゃんもブリンドルかなぁ~
らんらんも、血筋はよかったので。らんらんはブラックでした。
そんな妹たちの中で、るんるんは、三分の一しかなくて、干しイモみたいでした、干からびちゃってました。
社長は、この子はもうだめだね~。ミルクが鼻からでちゃうし、大きくならないんだよーみたいなことを言ってましたが
私、その干しイモがですね、4頭のおっきいのの中にまだがんばっておっぱい目指して必死で動いているんですよ。
これ、もう直感でした。
この子、生きる。
なんの用事で呼ばれたかは忘れましたが、
次の日かなんかに、社長、あの仔犬、私が育ててもいいですか?他の業務には支障をきたしません。と申しでると
んー。岡さんはいつもそうだけど、きりがないよ。(ホテルに置いて行かれた乳飲み子の子猫も育てたから)
でも、OKがでて、とりあえず、るんるんだけがこっちに来るんだったら、らんらんたちも連れて行ってと言う事になり、みんなのらんらんファミリーの世話という(うんこまみれ(笑))の仕事を増やしてしまったのですが
はじめは、全員、ノミシャンプーからでした。
特に和田さんに、まぁ、かれこれこういう事情で~・・・らんらんの未熟児を~・・・育てよっかなぁ~ってか育てることになりまして~と話すと
知らないから~あたしそんなの~
ってな回答でした・・・。
ま、全員連れて来たらちょーノミがいて
やはり弱いからでしょうね、るんるんはおびただしい数で、和田さんが「カビるんるんじゃん(笑)」と、もう来たらさっさとるんるんのシャンプーを(笑)
死にかけてて小さいから、あらってぇ~こえぇぇぇ~と頼んだら、さっさと。ぷ。
絶対、ダメ。という人。でも、連れて帰っちゃえば全部やる人。なんで(笑)ぷ。
それから、2時間おきの哺乳になって、トリミングが2時間やってミルク、またやってミルク。
と、まだ家に連れて帰っていなかったので勤務時間内は、飲ませまくりましたが、やっぱり、軟口蓋拡張症とのどの骨の奇形もあり、鼻から出ちゃって、私たちも、まだへたくそな時代だし、休みの日に頼んでおいたのですが、次の日行くと、ミルクも飲まないし
案の定、誤嚥性肺炎を起こしてしまいました。そしてその頃、後輩が「岡さん、るんるん足が変ですよ、足が」と気が付きました。
これは、もう家でやらなきゃ死ぬと思い、連れて帰っていいかと聞いてみると
社長は、水頭症の検査などに連れて行ってくれました。あとあと、宮崎に連れて帰る時に、社長にあいさつに行くと、るんるん、大きくなって、立派になった。よかった。
と、ばんびたちもかんなたちもいなくなるので、とてもさみしそうな社長でしたが、憎まれごとの一つも言わず(言わない人でしたけど)、いつものそっかぁ~そっかぁ~(^-^)が口癖の社長で見送ってくれました。
検査などにもそっと連れて行ってくれていたのは、私たちが必死なのを分かっていたのでしょうね。
検査に問題なく、超笑ったのが、あんな手のひらサイズのるんるんを、コーギーくらいが入るバリケンに入れて連れて行って、しかもなんかパンダかなんかのぬいぐるみが入ってなかったっけ(笑)
帰ってきたのを見て、パンダと転がりまくるやろ!って感じでしたが、大丈夫だったようです・・・。
それから、家で、るんるんの子育ての再スタートとなり
職権乱用で、店長でしたから全員のシフトは私が組んでましたので、私と和田さんの出勤をかぶらないように、休みをバラバラにして、私か和田さんが必ずるんるんに付いてました。
それはそれはよっちゃんがかわいがりました。
もうかわいくてたまらなかったんでしょうね。
るんるんは立てませんでした。背骨と足も奇形で、明後日の方向を向いてます。
小さい時は、腹ばいでした。カテーテルを胃に直接通すとか、獣医は行っていましたが、ちょっとそれは抵抗があって、早いけど、フードを思いっきりふやかして、食べさせ始める。方向で行きました。病院に行くときは、ハムスターの入れ物でした。思い出した。(笑)
フードはなかなかムリでしたー、たべても3個くらい?
だから、これあんまり参考にはしないでほしいんですけど、ニュートリカルで生きました。
一日何度も何度も、フードをあげて
でも、時間がかかりましたー。
で、立てるようになって、おしっこは腹ばいでしたが、とりあえず筋肉が付くようにリハビリ体操などをして足は強くなっていきました。
色々あったけど、死なせたくない。拙い私たちの世話で、よく生きたと思います。
書ききれないほど色々あった。
体は悪いけど、死ななければいいとだけ思って一緒に生きてきました。
彼は、そんな体であっても、いつも、るんるん♪るんるん♪していました。だからるんるん。
何度窒息で倒れても、足がダメで倒れても、目が見えなくなって倒れても傷ついても、てんかんで倒れても
がんばっています。
うっ血性の心不全による肺水腫。との事で、肺に水が溜まり・・・。
治療を速やかにはじめています。
でも、あれだけ激しいてんかんが、日に何度も起こる事があるので、その時に心臓が止まるのではないかと
恐ろしくてたまりません。
正直、るんるんは何があってもまた立ち上がるとまだ思っているので
私、何もまだ先の事は考えてないし
どうなるかわかりません。
ただただ、ただただただただかわいいるんるん。
ペットショップるんるんのるんるんくん。岡るんるんくん。
最高に仲良しなのははまださんです。
もう、油断はできません。るんるんの力を信じていますが、ただ毎日苦しくなければいいですよね。
るんるんがいなくなったらなんて事が、想像すらできません。
私は犬や猫を溺愛する人間じゃなく、友達なんですけど
るんるんは無条件に溺愛の気持ちがあったような気がします。
和田さんはまだ安定期に入る前なので、飛行機などは無理なので
でも、るんるんに会いたい。るんるんに会いたい。と泣くんです。
私以上に溺愛、和田さんのおかげで生きてこられた事もあるからね。
今も、たくさんの人に大切にされているよ。
治療がうまく進むといいと思っています。
院長の指示に従いながら、安定した日が来るように努めたいです。
そろそろ、みんな起きるんで、このへんで。
でわ