ペットショップ・るんるん

DIARY

題名:劇団小菊

2015年03月09日 by おかぴ

こんばんは。お疲れ様です(^_^)

今日は、ダックスの坊やのおうちが決まりましたよ。

何度も、はまだが接客させて頂いていたようです。

最後は、店長が本日ピシャっと、お話ししお迎え決定となりました。

 

今週は、専門学校生の学生が研修に来ているので

お客様の子はとてもじゃないけど、触らせられないので(^_^;)

ちょうど、うちのはなびとるんるんと音頭と雪見。ベーシックな事を学ぶにふさわしい連中のトリミングをしようと思っていたので、一緒にやっていました。

ひかりも、体は切ったばかりだから、下準備、シャンプー、ブロー、フェイスのカットまで見せてあげたらいいかなと、ひかりもやろうと思っていましたが、何か目が変。はなこのままに、変だ変だと散々ダダをこね(笑)

病院にもう一回行ってきなさい~と(笑)うん、いってくる。だって、変やもんね?ね?

 

トリミング、好き?という愚問を(笑)して、「はいっ!」と(笑)

そうよね、じゃないと何百万もかけて専門学校なんか行かんわね(笑)と話しつつ

朝から、久々に私も丁寧に(笑)詳しく話をしながら、はなちゃんから初めて、見ててもらったり、耳を拭いてもらったり、ドライをしてもらったりと、ちょこちょこと手を入れさせていました。(うれしいんですよ~犬にあたらせてもらえるのは)

で、はなちゃんをじゃぁ、少し乾かしててね。と、店に出ていくと、

店の大人2人が、また午後に向けてのシュミレーション中。

「あんたたちなんしちょっと・・・また?」

「劇団よ劇団!」と、あの2人まじ本気ですからね。店長もはまだに大きなサポートを求めています。求められる人材だと思っています。

クレアにお話が来た時、ダックスの子にお話が来た時、他の子達もそうですが、そのシュミレーションを最近、午前中に2人で打ち合わせを兼ねてやっているようです。

ま、その結果がついて来ていると思いますし、自分で言うのもなんですが、うちの店は一度二度来て頂ければ必ず何かを得てくださる。お迎え頂ける。

と思えるよう、大人2人にはブーブーブーブーブーブーブーブー言います(特にはまだ)。で、自分はたまに出てきて水をさす(笑)

はまだは、話、態度、接客姿勢、販売員としての働き、若いものでは出来ぬ分からぬ配慮、常識などには目を見張ります。

ですが犬飼いとしては、ベテランであっても、まだ販売員として経験と知識が足りない。これが重なれば、強力になるはず。ブハ

で、私がトリミングから販売や犬種学などたまに、色々話したりすると、寝る時がある!!お前は専門学生か!(笑)コラボケ!!あたしの話を聞け!!というのは冗談ですが、私にギャンギャン言われるってことはないですから。

犬屋で働くと決めた心根が強いので、でもさすがに、私のギャンギャンにたまに折れるらしいけど(笑)あたしは、店長からの報告やよっぽどの事がないと動かないししゃべらないからねぇ。最近の若い子に言ったら、泣いて帰るもん。プ

とにかく今は、この集客力のないペットショップるんるんですが。

時期がよいので、馬車馬のように働かせておきます。(笑)

劇団ひまわり。なんて、かわいい名前は付けず「劇団小菊」にしました。ブハッ。てげうけた。

 

はなちゃんから4頭、トリミングを一緒にやった、学生さんですが

メモを取って来てもいいですか?と(笑)

いろんなやり方、その子その子に合わせたトリミングがあるからねぇ。目からうろこだったかもね。

ま、細かい事はまだ確実に分からない時期なので、見た事、聞いた事をメモるのは、私もやっていた事。

色々、はなちゃんからるんるんまで付き合ってもらいましたが、言いたい事はちょーあるけど(笑)

鼻の短い子、障害のある子、お年寄りの子、小さい子、動く子、これだけでもよい経験になってくれたかもしれませんね。

ひかりをしなかったので、昼過ぎには終わったのですが、私と話をして(たぶんこの子は良いトリマーになりますよ)

 

今は、ベーシックをベーシックをベーシックを。全くもって焦る時期じゃない。まして毎日犬に当たらせてもらえるわけじゃないんでしょ?先生たちは、資格をとらせなければならないし、就職を決めなきゃいけないから、私からしてみれば自分も含めてだったけど、焦るよね。

でも、ペットショップの社長として言わせてもらえば、資格はいらないくらいよ。あたしもあってないようなもん。この子は基本が出来ている、犬当たりがしっかりできる。それでいいよ。あたしは。あとはるんるんのトリマーに仕上げていくんだから。お店さんそれぞれのね。

そして、下積みを積んだ店では、すべてを最初に全否定されたよ。ゼロから叩き込まれたよ。たぶんあの時の先輩たちは、岡さんって一体なにができるの?だったと思う。あまりに先輩たちの学校も優秀な学校だったし、うまかったし、トリマー歴も違った。

だから、この人達にはひっくり返ってもどうあがいても、およばなすぎると自覚もしたし。だから考えたね~。認めてもらう方法や、自分の成すべき仕事、自分がしなければならない事。それは、ただひたすらベーシックな事を自分で叩き込む事。人が苦手な所を見つけて出来るようになること。(私は猫とテリア、コッカーとかになりましたがね・・・(笑)しかも田舎に帰ってきたらいねぇし。ブツブツ ま、時代でショップにくる犬は変わるからね。)

つめ切り、耳掃除、足回り、下梳き、毛玉とり、シャンプー、ブローうんぬんかんぬんのベーシックをとにかくやらせてもらえる時に必死で。そしたら、先輩たちも私がブローまで、先輩たちにカット前までできましたと渡せるまで出来るようになるころには、もうそろそろ切らせよ。と思うはず。だから、とにかく焦らない。すべて基本から。

あと、学校で教材犬として働いている子、学校にトリミングに出される子のトリミングをさせてもらって当たり前と思ってはだめ。

犬には全く関係ない話。どへたくそな人間がえらそーに当たり前のように犬をやってると、ぶっとばしたくなるよ。

トリミングは私たちが1時間でお返し出来る所を、学校に来る子は半日、もしくは一日かけてやられるわけでしょ。

しつこいけど、犬は、早く帰りたいとよ。でも、まだそれができないんだから

やらせてくれてありがとう、早く帰りたいのにごめんね。本当に勉強させてありがとうね。という気持ちでやる事。

お客さまと犬たち猫たちがあってトリマーができ、お給料が頂ける。

やらせていただいている。そしてありがとうの気持ちがなかったら、トリマーやめた方がいいね。それを忘れなきゃ、良いトリマーになれるよ。

今日がこの子の最終日だと思ってたので、話をしましたが、明日まででした(笑)

長くはなったけど、一緒にトリミングをし、途中お客様の子達が来ましたから、ちょっと急ぐね。と飛ばしましたが(はなちゃんたちは、なんか今日、長い。と思ったはず)

せっかくのいい機会だったし。お店にいてもとても感じの良い接客をがんばる子だったし。これから、いい勉強をして、良いトリマーになってほしいですから。

はなちゃんをドライングする姿を見てて。

(あたしもあんだけへったくそだったんだなぁ~。ひーこわっ!みてらんねぇ~はなちゃんをそろそろ助けないとみたいな。)しみじみ思いました(^_^)

 

でも、継続は力なりです。努力に勝る天才なしです。

あんだけへったくそで、すべてできなかった私が、トリマーとして店長を務め、今では経営者ですから。

今は、もう現役時代のように、ハサミは動きませんが

ベーシックな事はすべて残っています。

 

トリマーを志すみなさん、あななたちが、ペット業界の、ペットショップの一番の稼ぎ頭になるんですよ。経営者とか上司はいばってるかもしれませんが。一番稼ぐ、一番働くのはあなたたち。年間一番その子を、何時間も耳の先から爪の先まで触っている時間が長いのもあななたち。

ということは、動物業界の将来をになっていくのは、犬たち猫たちを守るのは、あななたちです。

誇りを持ってね。