ペットショップ・るんるん

DIARY

題名:マロちゃん

2012年06月12日 by おかぴ

こんにちはー

今日は朝一でシーズーのマロちゃんのご予約頂いていたので、待っていると

お父さんが後ろ足がだめになってよ・・・医者は望みがあるって言いいよったけど、何万も何万も俺は無理じゃ・・・とおっしゃるので、車までマロちゃんを迎えに行ったら、想像はしたけど下半身が完全に麻痺になってて、ショックでした。ヘルニアって言われたとおっしゃってたんで、椎間板に違いは無いと思いました。

正直、トリミングするのが怖くなって(基本的にはお断りせねばならないのですが、お付き合いがあるマロちゃんなので)、ご飯食べてます?痛がってません?と質問攻めにしてしまったら、お父さんがいつ逝くか分からんかい、きれいにしといてやりたいちゃわ・・・と言うので。言葉が返せなくなって、お預かりしました。

だって私もよく分かるというか、同じ事を思って、老犬たちのトリミングをやっているから。私は幸い自分で出来るけど・・・。

おしっこやうんちが、自分でコントロールできないので、トリミング中もおなかを支えるとでちゃうし、何度も出ちゃったのですが、とにかく、毛が伸びていてお父さん達がいない間におしっこがつきまくっていて、汚れで、ばい菌でかぶれそうになっていたので、思いっきり刈りました。バリまけとかうんぬん言ってる場合じゃなかったから、とにかく次までにお父さん達が拭きやすいように、パンパースしてるけどかぶれないように、1ミリの逆でその周囲はやりました。ベビーパウダーは最後につけましたけど。仕上げた後お父さん待ちの間も、おしっこが2回出たので、これはおうちでは大変だろうな、と思いました。

痛覚は無かったし。痛みがあったら出来ませんもの、とてもじゃないけど。

でも、お父さん、いつ逝くか分からんとか言いながら、でもマロちゃんはお元気(笑)

そんなこと大丈夫ですよ~^^と帰る時に言っていたんですが、お父さん、ありがとう、すいません、ありがとうって言うので、なーんがいつでもきれいにしますから!と言ってマロちゃんを車まで送りました。お父さんも脳梗塞を起こしたんだと、足がな・・・とおっしゃってなので、俺達は一緒なんだ。と聞いたら泣きそうになりました。

で。私、今日は最悪な事をしてしまったのです・・・・。ほんっとに後悔してます。何てデリカシーがないのかと。

マロちゃんのカレンダーのお写真を撮る時に、つい、「マロちゃん、おさんぽ行く?」と言ってしまったんです・・・。そしたら、もちろん首をかしげてこちらを向いて・・・。それからケージの中で遠吠えをし始めてしまって。しまった!!と思いました。ほんとに最悪なトリマーだと頭を抱えてしまいそうになりました。今まで元気にお母さんとかお父さんと市民の森行ってきた帰りよー。と、とっとこ歩いてきてたのに・・・自分で不自由になってマロちゃんがどう思っているのかも、全く考えずに。

いつもトリミングもおりこうで、カットはいつもさっぱりでしたが。今回は下半身のせいもあって、けっこうふくよかなので、前足で踏ん張るのですが、ずっとは無理だから方向を変えたりしたいので、落ちそうになるし、刈るのが危なくて1人じゃ限界。わっきーの押さえが必要でした。

自分の犬も足がマロちゃんに比べたらまだ全然だけど、るんるんもジワジワ悪くなってるのに。

ほんとにマロちゃんにひどい事を言う事と、どんなトリマーでも言っちゃったあと自己嫌悪に陥るので、マロちゃんのカルテには 「おりこう」の下に、「写真でお散歩使わないで」と書いておきました。

ああ、もう何かマロちゃんの目が浮かんで、最悪です・・・ほんっとにごめん。マロちゃん。またきれいにするからね。元気で来て。